待望の先進機能など装備充実 市街地走行の燃費性能も特筆

2011年に初代が登場したトヨタの5ナンバー、ハイブリッド専用車がアクア。当時ガソリンエンジン搭載車として世界一の低燃費を誇っていた。

エクステリア

フロントマスクは直近のマイナーチェンジで大きく変わったが、リヤはテールゲートにピアノブラックのガーニッシュが追加された程度にとどまる。ワイド感を強調するテールレンズなどは従来どおりのイメージだ。最小回転半径は5.2m。

現行モデルはその2代目で、TNGAとともにGA-Bプラットフォームを新採用。25年9月の一部改良ではエンジン、モーターはそのままにエクステリアデザインを刷新。ハンマーヘッドと呼ばれるフロントデザインによってスタイリッシュさ、ミニプリウス感が強調されている。

インストルメントパネル

視界は広いが、意外にノーズ位置は把握しづらい印象。7インチディスプレイを中心に配したメーターと、最上級グレードに標準装備の10.5インチディスプレイオーディオがハイブリッド専用モデルらしいデジタル感にあふれる。

インテリアでは「Z」に10.5インチ大型マルチインフォメーションディスプレイを標準装備し、最新のコネクティッドナビ対応のディスプレイオーディオを搭載。「G」「X」のモニターサイズも8インチに拡大。しかも、ついに電動パーキングブレーキとブレーキホールド機能を新搭載した。プロアクティブドライビングアシストの採用など、先進運転支援機能の向上も見逃せない。

居住性

そんな最新のアクアに乗り込めば、メーターまわりの新しさとシートの掛け心地の良さに満足できる。後席の広さはクラスなりだが自然な着座姿勢が得られ立ち上がり性も良い。「Z」のFF車にオプションの16インチタイヤを装着したモデルの走り出しは、モーター駆動によって軽快かつスムーズ。走行中の車内の静かさはさすがで、乗り心地は路面、段差などによって多少、ゴツゴツすることがあるものの基本的にフラット。

うれしい装備

後席センターアームレストは「Z」「G」に標準装備される。十分なサイズ感をもち、ふたり分のドリンクホルダーが備わっている。
月間販売台数   5262台(25年11月~26年4月平均値)
現行型発表    21年7月(一部改良 25年9月)
WLTCモード燃費  34.3㎞/ℓ※「X」のFF車

ラゲッジルーム

モーター走行が多い一般道、首都高では30㎞/ℓ超えで走ることも可能なのはさすがアクアだ。乗り心地面では標準15インチタイヤを推奨する。

※本稿は、モーターファン別冊 ニューモデル速報 統括シリーズ Vol.177「2026年 コンパクトカーのすべて」の再構成です。

「2026-2027年 コンパクトカーのすべて」モーターファン別冊 統括シリーズVol.177|最強のクルマバイヤーズガイド【モーターファン別冊 ニューモデル速報】公式サイト

モーターファン別冊 統括シリーズ Vol.177「2026-2027年 コンパクトカーのすべて」/2026年6月4日発売。

http://motorfan-newmodel.com/integration/177/