
「オフロードよりレトロが好き!」ジムニーで初めて叶えた自分好みのカスタム
以前の愛車はスズキ・ラパン。その頃はまったくカスタムしていなかったという、あいこさん。しかしカスタムそのものに興味がなかったわけではない。
当時付き合っていた彼氏がアメ車に乗り、セカンドカーを自分でカスタムしている姿を見て、「私もラパンのステアリングを変えようかな」と考えたこともあったそう。しかしエアバッグなどの問題もあり、家族から止められて断念。そのとき胸の内に残っていた“クルマをイジってみたい”という気持ちを実現させたのが、現在のジムニーだという。
「ジムニーを買ったら、絶対にカスタムしようと思いました。純正の顔があまり好きじゃなくて、そこは絶対に変えたいと思っていました」。
それでもジムニーを選んだ最大の理由は、そのスタイル。「四角くて、丸目なのが好きなんです」と話すように、JB64ならではのスクエアなボディと丸型ヘッドライトに惹かれたそう。
新車で購入したジムニーは、もちろん最初はフルノーマル。ボディカラーはミディアムグレーとジャングルグリーンで最後まで悩み、一度はグリーンを選択。その後「やっぱりグレーにしようかな」と思った矢先に納車が決まり、結果的にジャングルグリーンに。「実車を見たら、まあいいかって(笑)」と、今ではすっかりお気に入りだ。
カスタムの情報源はInstagramやジムニー仲間、そしてショップ。最初にInstagramで知り合ったジムニー乗りが装着していたグリルやバンパーに惹かれ、イベントにも誘われるように。その縁から紹介されたのが、現在愛車のカスタムをサポートしてくれている小牧のショップ「ディクト」だった。
現在のフロントまわりはシーエルリンクのパーツを軸に構成。塗り分けにもこだわり、あいこさんが目指すレトロな雰囲気へと仕上げている。
「オフロードっていうより、レトロな感じを意識しています」。
そんなテーマは足元にも表れている。「メーカーはちょっと覚えていません(笑)」という5本スポークのホイールに、ヨコハマ・ジオランダーX-ATの185/85をセット。サスペンションには手を加えておらず、車高はノーマルのまま。タイヤの存在感によって、ほどよくタフな雰囲気もプラスした。
リアまわりで注目したいのが、JA11純正リアバンパーの採用だ。最新のJB64にあえて歴代ジムニーの純正パーツを組み合わせることで、目指す“昔のジムニーっぽさ”を演出。新しいクルマを単純に最新パーツで飾るのではなく、あいこさんの「古い雰囲気が好き」という感覚がパーツ選びにも貫かれている。
そして、カスタムはまだ終わらない。次に狙っているのはダムドの新作で、キャノピー風に演出できるピラーガーニッシュ。さらにミラーも「できればJA11みたいな昔っぽい形にしたい」と構想中だ。
Instagramで見つけた「いいな」をきっかけに仲間が増え、ショップと出会い、少しずつ自分の理想へ近づいていったジムニー。
ラパンでは叶わなかったカスタムの楽しさを、今は思う存分満喫中。“ゴツいオフローダー”だけがジムニーの正解じゃない。あいこさんが作る、ちょっぴり懐かしくて自分らしいレトロスタイルは、まだまだ進化していきそうだ。







SPECIFICATION
ホイール:16インチ)
タイヤ:ヨコハマ・ジオランダーX-AT(185/85)
外装:F/グリル=シーエルリンク、R=JA11純正

PHOTO:塩谷佳史
【ALL JAPAN JIMNY MEETING 6th】
開催日:2026年7月25日(土)~7月26日(日)
開催場所:平谷高原スキー場