顧客との深い共鳴から生まれた「ラブブランド」としての姿をクオーレロッソに込める

今回、アルファロメオが発表したのはコンセプトカーの名称と由来にとどまる。クオーレロッソのデザインやパワートレインなど車両の具体的な内容には触れていない。その姿は、10月13日から一般公開が始まる「パリモーターショー(Mondial de l’Auto)」で明らかにされる。
クオーレロッソという名称は、アルファロメオのアイデンティティに深く根ざしたふたつの象徴を融合させたものだ。ひとつは「赤」で、言うまでもなく情熱を示す色である。もうひとつは「心臓」だ。心臓は赤が表す情熱の源であり、アルファロメオのクルマとドライバーとの間にある本能的なつながりの象徴でもある。
クオーレロッソの名はこのふたつを組み合わせることで、何よりもまず人の心を動かすクルマをつくるというアルファロメオの意思を示している。

アルファロメオは、自社のクルマが理屈で選ばれるものではないと考えている。まず心が動き、理由はあとからついてくる。そうして顧客と深く結びつき、製品の枠を超えた関係を長く保ってきたことから、アルファロメオは自らを「ラブブランド」と呼ぶ。
クオーレロッソは、そうした顧客との結びつきを形にしたコンセプトカーだ。運転は理屈より先に感じるものだと考える世界中のアルフィスティ(=アルファロメオ愛好家)に向けてデザインされている。
感情は自分で選ぶものではなく、心臓の鼓動のように自然に生まれる。理性は感情を説明できても、感情に強さを与えるのは心であり、心がなければ人間は機械と変わらない。クオーレロッソという名前の背景には、こうした考え方がある。
クオーレロッソは10月12日から18日まで、パリ・エキスポ ポルト・ド・ヴェルサイユのホール4に展示される。
