2026年1月に登場した新型デリカD:5は見た目も機能性も進化

2007年に5代目デリカとして登場した前期、そして2019年の三菱のデザイン言語であるダイナミックシールドを取り入れた中期を経て、2026年1月に後期へと進化してきた。今回の大幅改良により、都会的なルックスのアーバンギアが廃止され、よりオフ系ミニバンとしての独自性を高めている。

パッと見てわかる外装のデザイン変更は改めてピックアップするとして、メカニズムの部分で大きく変わったのが三菱独自の四輪制御技術「S-AWC」の搭載だ。従来モデルでは2WD/4WD/LOCKだったドライブモードセレクトが、NORMAL/ECO/GRAVEL/SNOWの4つになったほか、下り坂で速度を一定に保てるヒルディセントコントロールを採用。様々な路面に応じて、細かく制御を行い、デリカD:5ならではの悪路走破性を向上。市街地や高速道路でも意のままの操作性を手に入れている。

インテリアで大きく変わったのは、メーターだ。従来はアナログ表示だったが、8インチカラー液晶のディスプレイメーターに変更。視認性を高めつつ、グラフィカルな表示を採用。金属調のアクセントを取り入れたインパネと相まってプレミアム感とギア感を両立。価格は451万円からと、2025年モデルから約18万円から約27万円上がっているものの、お買い得感は高まっているのだ。

【中期と後期の違いをチェック】どこが同じで、どこが違う?

三菱自ら「歴代最強」とうたう新型デリカD:5。走破性の向上や質感の高いインテリア、そして力強いエクステリアが受け、実際に2026年分の生産枠に対する受注をほぼ締め切ったと聞く。それほどまでに好評の後期型だが、カスタムに大きく関係のあるエクステリアは、どう変わったのか改めて紐解いていきたい。

まず最も目を引くのは、フェンダーアーチモールだろう。社外のオーバーフェンダーを思わせるデザインで片側10㎜ワイドになった(全幅1795㎜→1815㎜)のだが、インナーフェンダーが若干狭まったようだ。これにより、ホイールは外に出せるけど、大きなタイヤを履けないという歯がゆい状態に。ホイールサイズとタイヤ銘柄により鉄板の235/70R16も干渉する場合があるので、ノウハウのあるプロショップに相談してもらうのがおすすめだ。

次に大きく変わったのは、前後バンパーのデザイン。クリアランスソナーが標準装備されたほか、オフ系カスタムの鉄板デザインであるブロックパターンを採用。よりワイルドな印象を手に入れた。またフロントグリルやリアゲートをプレーンにすることで、シンプルさと力強さが共存する意匠に。そのためカスタムにはいずれも専用パーツが必要になる。中期から乗り換える際は、別途パーツを用意しよう。

【BODY COLOR】新型デリカD:5のカラーラインアップ