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身長170cm /160cmのライダーで足つきをチェック! ヤマハ・NIKENは雨でも楽しい不思議なバイクだった。[2/2]

  • 2018/10/09
  • MotorFan編集部
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ディテール解説

フロントノーズの中を下方から覗き込むとLMWならではのメカニズムが見えてくる。これがパラレログラムリンクだ。上下に位置するリンク機構。加えてLMWアッカーマン・ジオメトリによって、旋回時のステアリング干渉(トーアウト傾向)が抑えられている。
左右共に片支持される15インチサイズのフロントホイール。外側からガッチリと支持するのはタンデムフォーク。共に倒立式だ。ディスクローターはφ298mm。対向4ポットキャリパーがラジアルマウントされている。
見慣れぬ異様な光景のフロント周り。左右輪の幅を示すトレッドは410mm。意外と狭い数値だが、見た目の幅はかなりボリュームがある。前2輪により制動能力は抜群だ。
マフラーの主要部分はスイングアームピボット部の下側に位置しているが、後方右サイドにチョコンと顔を出す程度にデザインされた排気口。車体デザインの中からマフラーの存在が隠された印象を受ける。
搭載エンジンはMT-09で定評のある直列3気筒。水冷DOHC4バルブの845㏄は85kW(116ps)/10,000rpmの最高出力を発揮する。基本的にはMT-09と共通ながら、クランクは専用設計。慣性マスが高められスムーズで穏やかな回転フィーリングを発揮する。
燃料タンクの前方はかなりボリュームタップリなカウルで覆われている。MT-09比で 50mm後方に乗車させて前後輪の荷重バランスとる手法を採用。ステアリングは2軸式、ハンドル切れ角は36度だ。リヤスイングアーム長も同じく15mm延長され552mmとなった。  
白黒反転方式の液晶マルチファンクションメーター。速度計は大きなデジタル表示。上辺に位置するタコメーターは200rpm毎にブロックが出現し、横に伸びていく棒グラフ表示方式だ。両脇には各種ワーニングランプが点く。
メーター脇には12Vの電源取り出しソケットが備えられラバーキャップで防水性も確保。
左側縦並びの一般的な3種スイッチの他にクルーズコントロールのスイッチをレイアウト。下の丸い押しボタンがメインスイッチで、上で速度設定や設定復帰のコントロールができる。ちなみに4速以上のギヤで約50km/h以上の速度域で活用できるシステム。ライダーはクルージング時のアクセル操作から解放される。
上の赤いスイッチがエンジンキルスイッチとスターターボタンとを併用。下の丸いスイッチはハザート(4ウェイフラッシャー)ランプ用。中央の黒く四角いのはモード切り替えスイッチだ。
18ℓ容量の燃料タンク。実用燃費率は未計測ながら、300kmオーバーの後続距離は期待できそうだ。燃料種類は無鉛プレミアムガソリンと指定されている。
形状にかなり工夫の跡が見える前後セパレートシート。前席はかなりワイドなデザインが施され座り心地が良い。前方はクッションの両肩部分がカットされてスリムに設計。ニーグリップへのフィット性と足つき性確保も考慮されている。
一段高い位置のタンデム用後席シートクッションは脱着式。中のスペースとしては、ETC機器を収納できる程度。

■主要諸元■

認定型式/原動機打刻型式 2BL-RN58J/N714E
全長/全幅/全高 2,150mm/885mm/1,250mm
シート高 820mm
軸間距離 1,510mm
最低地上高 150mm
車両重量 263kg
燃料消費率*1 国土交通省届出値
定地燃費値*2 26.2km/L(60km/h) 2名乗車時
WMTCモード値 *3 18.1km/L(クラス3, サブクラス3-2) 1名乗車時
原動機種類 水冷・4ストローク・DOHC・4バルブ
気筒数配列 直列, 3気筒
総排気量 845cm3
内径×行程 78.0mm×59.0mm
圧縮比 11.5:1
最高出力 85kW(116PS)/10,000r/min
最大トルク 87N・m(8.9kgf・m)/8,500r/min
始動方式 セルフ式
潤滑方式 ウェットサンプ
エンジンオイル容量 3.40L
燃料タンク容量 18L(無鉛プレミアムガソリン指定)
吸気・燃料装置/燃料供給方式 フューエルインジェクション
点火方式 TCI(トランジスタ式)
バッテリー容量/型式 12V, 8.6Ah(10HR)/YTZ10S
1次減速比/2次減速比 1.680/2.937
クラッチ形式 湿式, 多板
変速装置/変速方式 常時噛合式6速/リターン式
変速比 1速:2.666 2速:2.000 3速:1.619 4速:1.380 5速:1.190 6速:1.037
フレーム形式 ダイヤモンド
キャスター/トレール 20°00′/74mm
タイヤサイズ(前/後) 120/70R15M/C (56V)(チューブレス)/ 190/55R17M/C (75V)(チューブレス)
制動装置形式(前/後) 油圧式ディスクブレーキ/油圧式シングルディスクブレーキ
懸架方式(前/後) テレスコピック/スイングアーム(リンク式)
ヘッドランプバルブ種類/ヘッドランプ LED
乗車定員 2名

テストライダー:近田 茂

1970年代にモトライダー誌の製作に携わり、その後フリーに転身。守備範囲はモーターサイクル、クルマ、大型トラックまで幅広い。

テストライダー:及川ルイ子

1992年にフル参戦した関東ロードレース選手権・S80クラスで、MFJ公認レースとしては女性で初めてシリーズチャンピオンを獲得する経歴を持つ。最近ハマっているのはトライアル競技を観戦すること。いつか自分でもやってみたいと模索する今日この頃。愛車はRZ250とセロー225。

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