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新型CBR400R試乗レポ|「緻密、滑らか、2気筒らしからぬ」4人のインプレライダーがエンジンをべた褒め。/ホンダ[1/2]

  • 2019/05/10
  • MotorFan編集部 山田 俊輔
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普通二輪免許の上限となる400ccクラスに、モデルチェンジを果たしたCBR400Rがラインナップに3月22日から加わった。4人のライダーによるインプレッションでは、「エンジンが秀逸」と皆が口を揃えた。

REPORT●ケニー佐川/後藤 武/ノア セレン/シモ
PHOTO●山田俊輔

ホンダ・CBR400R…793,800円

「市街地からワインディングまで。」
 今回モデルチェンジを果たしたCBR400Rは、扱いやすい車体とエンジン特性を高い次元で融合し、オールラウンダーとしての素質を備えたモデルである。

 水冷4ストロークDOHC4バルブ直列2気筒というエンジンの概要こそ変わらないが、その中身はいくつも変更が加えられている。
 バルブタイミングとリフト量の最適化、インジェクターのスプレーフォーム狭角化と噴霧粒径の最適化による燃焼効率の高い混合気を形成、吸気経路のストレート化、エキパイ寸法の見直しなどにより、3000〜7000rpmでのトルクを3〜4%高めるとともに高回転の伸びも向上している。

 大排気量車と遜色ないボリューム感たっぷりのカウルデザインや、トップブリッジ下にセットしたハンドルをセットし、従来よりも前傾姿勢となったポジョションが、CBRらしいアグレッシブさを一層アピールする。


以下、インプレッション

TESTER :ケニー佐川

「エンジンが素晴らしい。2気筒らしからぬ滑らかさで鼓動感よりもスムーズさが際立っている。このクラスになるとパワーにも充分な余裕があり、車格もあるのでビックバイク的な乗りこなし感も出てくる。ホンダらしいカチッとした車体の割にサスペンションはソフトで、スポーティな中にもゆったりとしたライディングが楽しめる。ライポジも従来トップブリッジ上にあったセパハンを下側にセットするなどスポーツを意識しているし、全体のスタイルから受ける印象もCBR1000RRやCBR250RRに近いのだが、実際の乗り味はもっと鷹揚でライダーフレンドリーだ。大きめのカウルとスクリーンによる防風効果も高く、ロングツーリングも快適にこなせるはずだ」

ケニー佐川

雑誌編集者を経て現在はジャーナリストとして2輪専門誌やWEBメディアで活躍する傍ら「ライディングアカデミー東京」校長を務めるなど、セーフティライディングの普及にも注力。

TESTER :ノア セレン

「公道で常識的+αに楽しむには400ccクラスが一番現実的なサイズ、という気持ちを新たにしてくれたCBR。大型バイクが一般化したため400が見落とされがちだけれど、新型CBRはデザインだけでなく各部の仕上げから高級感が滲み出てて、長く付き合いたい一張羅バイクとしての存在感がしっかりとある。乗り味も同様でとても精密に、メカニカルノイズ少なく回る力強いエンジンをはじめ、アクセルやクラッチの軽い操作感や正確なアクセルレスポンスなど、大排気量旗艦モデルに全く引けをとらない。ネイキッドが出ればCB400SFに代わるよきスタンダードになるはず」

ノア セレン

ミスターバイクBG出身のモータージャーナリスト。その甘いルックスとは裏腹に、ときおり辛口コメントを言い放つ。

TESTER :シモ

「90年代400ccスポーツモデルを思い出す楽しさ! ポジションは街乗りを考えられたゆったりめであるものの、その走りはしっかりとしたスポーツモデル。エンジンはトルクが適度にあり、高回転までスムーズでとても扱いやすい。適度な重量が安定感を出しているため不安がなくコーナーを攻めていける。ノーマル状態でもかなりサーキットで遊べるためバックステップやマフラーを装着してストリートやサーキットを思いっきり楽しみたくなる。400ccという排気量は適度なパワーで、車重、サイズなど日本の交通事情に最適。その魅力はとても大きい!今こそヨンヒャク!」

シモ

ある時はイベントMC、ある時は走り屋、ある時は執筆業を嗜むという様々な顔を持つが、その正体は不明。

TESTER :後藤 武

「安定志向のハンドリングはまるでビッグバイクに乗っているようなゆったりした感じ。ツインエンジンは滑らかで振動は微塵もなくて力強い。スロットルを開けると軽やかに吹け上がる。扱いやすさとパワー感、快適性のすべてが高次元でバランスしている。今回のテストのようにタイトなコースを全開で走ると車重がある分、250のような無理は利かないけれど、その代わりにパワーでマシンをコントロールする楽しさがある。ツーリングや街乗りで使うのであれば個人的には250よりも絶対にコッチをオススメしたい」

後藤 武

オートバイ誌クラブマン元編集長。顔に似合わず繊細な感覚の持ち主で、各車の違いを読み取る。

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