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ホンダ|RC142を復元!ロードレース用バイクは60年でココまで進化した【東京モーターショー2019】

  • 2019/10/30
  • MotorFan編集部 北 秀昭
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1959年(昭和34年)、マン島TTレースに初出場した「ホンダ RC142」を復元したモデル。

「自分で製作した自動車で、全世界の自動車競走の覇者となる」1954年、創業者・本田宗一郎氏は、当時の世界最高峰のバイクレース「マン島TTレース」への出場を宣言。5年後の1959年、ホンダは“本当に”「マン島TTレース」へ出場。5年後の1964年、バイクレースでの世界制覇を足掛かりに、自動車レースの最高峰「F1世界選手権」に参戦した。ここでは貴重なホンダのレース用バイクをご紹介しよう。
PHOTO/REPORT●北 秀昭(KITA Hideaki)

1959年(昭和34年) マン島TTレース初出場マシン「ホンダ RC142」

 ホンダが世界GPに初挑戦(日本メーカーとしても初挑戦)した記念すべきワークスマシン。エンジンは4ストロークDOHC空冷2気筒2バルブ125cc、ボア×ストローク44×41mm、カムシャフトの駆動はチェーン、ミッションは6速、フレームはその後のRC各車の定番となるバックボーン(ダイヤモンド)を採用。タンクとフロントカウル(ロケットカウル)は、アルミを素材に“叩き出し”で製作されている。

 当初は「RC141」として、2バルブエンジンを搭載していたが、外国勢とのパワーの差を埋めるため、現地で4バルブのシリンダーヘッドに交換。「RC142」としてレースに臨んだ。

 フロントサスペンションは、市販車&レーサーとも、当時のホンダ車の主流だった「リーディングリンク式」を導入。このフロントサスペンションは、ロードレースでは役不足であったため、翌1960年型より、当時の最新式である「テレスコピック式」に変更された。

 RC142は、決勝で谷口尚己選手が6位入賞。谷口尚己選手は、日本人初の世界GP入賞ライダーとなった。

時代を感じさせる「リーディングリンク式」のフロントサスペンション。もちろん、前後ブレーキはディスク式ではなくドラム式。
ガソリンタンクはもちろん、フロントカウルも、職人による“手作り感”が漂う、アルミの叩き出しで製作されたもの。

●RC142 主要スペック
・エンジン:空冷4ストロークDOHC2気筒2バルブ
・排気量:124.62cc
・ボア×ストローク:44mm×41mm
・圧縮比:10.5
・最高出力:18ps/13000rpm
・乾燥重量:87kg
・フロントタイヤ:2.50-19
・リアタイヤ:2.75-18
・最高速度:180km/h以上

1985年(昭和60年) フレディ・スペンサーが駆りチャンピオンを獲得した「ホンダ NSR500」

 1985年、フレディ・スペンサーがWGP500ccのシリーズチャンピオンに輝いた、ゼッケン4のNSR500(ロスマンズカラー)。フレディ・スペンサーはこの年、RS250RWで250ccクラスにも出場し、500ccとダブルでシリーズチャンピオンに輝いている。

 エンジンは水冷2ストロークV型4気筒500cc。1984年型のNSR500は、燃料タンクをエンジンの下、排気チャンバーをエンジンの上に配置する特異なレイアウト。しかし1985年にこれらを見直し。その結果、シーズン初めから頭角を現し、12戦中8勝(フレディ・スペンサー選手=7勝/ランディ・マモラ選手=1勝)という圧倒的な強さで、ライダーズタイトルとメーカータイトルの2冠をもたらした。

●NSR500 主要スペック
・エンジン:水冷2ストロークV型4気筒(ケースリードバルブ)
・排気量:499.27cc
・最高出力:180PS以上/12,200rpm
・ミッション:6段変速
・重量:130kg以上

2019年(令和元年) ホンダのMoto GPワークス 「ホンダ RC213V」

 2012年、MotoGPクラスのエンジン排気量の上限が1000ccに拡大されたために登場。エンジン形式は、先代のRC212Vと同様、水冷4ストロークV型4気筒を採用している。

●RC213V 主要スペック
・全長:2,052mm
・全幅:645mm
・全高:1,110mm
・ホイールベース:1,435mm
・最低地上高:115mm
・車両重量:160kg以上
・エンジン:水冷4ストロークDOHC4バルブV型4気筒
・排気量:1,000cc
・最高出力:230PS以上
・燃料タンク容量:20L
・フレーム形式:アルミニウム ツインチューブ
・ホイールサイズ:前後16.5インチ
・サスペンション:前 テレスコピック式 後 プロリンク

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