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充実した足まわりといい、ライバル不在の独創性が魅力!! GPXの売れ線は、ロケットカウル付きのこのカフェレーサー。|ジェントルマン レーサー200

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Gentleman Racer(ジェントルマン レーサー)200ディテール解説

スモーク仕様のウインドシールドをフェアリングに装着し、防風効果を高めています。高速域で身を屈めれば、プロテクションを実感できます。

LED式リングライトを外周に配したハロゲン(12V35W)ヘッドライト。整流効果の高いフェアリングはエッジの効いた形状でスタイリッシュです。

セパレートハンドルのクリップ部は、肉抜きが施されたトップブリッジと一体化されています。グリップエンドに備わるミラーは、丸型でトラディショナルな形状です。

ジェントルマンではオフセットマウントされるラウンドタイプのLCDメーターですが、レーサーでは中央に配置。バックライトは好みに応じて変更可能で、スピード、エンジン回転数、燃料計、ギヤポジション、電圧計などを表示します。

スイッチボックスもジェントルマンと共通。右にハザードとセルスターターボタン、左にヘッドライトHI/LO切り換え、ウインカーL/R、ホーンのスイッチを備え、操作性は日本車に近い感覚です。

12Lの容量を確保するフューエルタンクは、ニーグリップがしやすいラバー製のタンクパッドを装着。給油キャップからシートにかけての装飾バンドなどもジェントルマンと共通です。

ジェントルマン同様、足まわりは軽快なハンドリングと高い旋回性を実現する前後17インチ。フロントフォークを倒立式とし、ブレーキキャリパーはラジアルマウントの4ピストンタイプと豪華としか言いようがありません。

そんな先進性を足もとでアピールしつつ、ブラックリムにレトロなクロススポーク仕様としているのも見逃せません。

オイルクーラーを標準装備する空冷単気筒SOHC2バルブエンジンは、トラディショナルなキャブレター仕様です。

クッション厚のあるダブルシートはレッドステッチが施され、タックロール調の座面といい側面のテクスチャーを変えている点など手の込んだ仕上がりを見せています。

シートはキー操作によって外すことができ、書類を入れるスペースがバッテリー横にわずかながらあります。シートレールには取り回し時に重宝するグリップが左右両方に溶接されています。

赤いスプリングのリアショックユニットはYSS製。フロントフォークもそうですが、ソフトなセッティングで路面追従性が重視されています。

ツキギレーシング製のTRエキゾーストシステム スリップオン メガホンサイレンサーを装着。ステンレス製で音量90db、重量1.6kgのスペックです。

シングルシート風のカバーを標準装備。テールライトや前後ウインカーはLED式を採用しました。

Gentleman Racer(ジェントルマン レーサー)200主要諸元

原動機種類 : 4ストローク
排気量 (cc) : 197
圧縮比 : 9.2 : 1
冷却方式 : 空冷(オイルクーラー)
ヘッドライト : LEDリング/ハロゲン12V35W
テールライト : LED
エンジン始動方式 : セルモーター
ブレーキシステム(前): ダブルディスク
ブレーキシステム(後): シングルディスク
フロントサスペンション : アップサイドダウン
リヤサスペンション : YSSシングルサス
タイヤ(前): ピレリ製 110/70-17
タイヤ(後): ピレリ製 140/70-17
全長(mm): 2,020
全幅(mm): 790
全高(mm): 1,160
地上高(mm):200
シート高(mm): 800
軸間距離(mm): 1,400
車両重量(kg): 160
カラーリング:レッド、ブラック

テスター 青木タカオ

バイク専門誌編集部員を経て、二輪ジャーナリストに転身。最新バイク情報をビギナーの目線に絶えず立ち返ってわかりやすく解説し、休日にバイクを楽しむ等身大のライダーそのものの感覚が幅広く支持されている。現在多数のバイク専門誌、一般総合誌、WEBメディアにて執筆中、バイク関連著書もある。

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