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正しい背中の角度とは?|ケニー佐川の「楽テクBIKE塾」 ライディングフォーム7つのポイント⑤

  • 2020/01/24
  • MotorFan編集部 佐川健太郎
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ライディングスクール講師として豊富な実績を持つケニー佐川が、楽に楽しく安全にバイクを操るためのコツを記事と動画で分かりやすくアドバイス!バイク初心者はもちろん、リターンライダーからベテランまで目からウロコの楽ネタ満載です。今回のテーマは「背中の角度に」について!

REPORT●ケニー佐川(SAGAWA Kentaro)
PHOTO●星野耕作(HOSHINO Kousaku)/山田俊輔(YAMADA Shunsuke)
MOVIE●倉田昌幸(KURATA Masayuki)

自分にとって楽で自然なフォームが、つまりは正しいフォーム。ただしリラックスするだけでは走りがダラける。肩や腕の力は抜きながらも下っ腹にはある程度力を入れて体幹を安定させたい。

自分にとって楽で自然なフォームがベスト

 ライディングフォームでよく質問を受けるのが「背中の角度」です。背筋をまっすぐ伸ばすべきか、あるいは猫背気味に丸めるべきか……。ライダーの体格やバイクの種類にもよるので一概には言えませんが、自分にとって一番楽で自然なフォームをとるのが良いと思います。と言っても曖昧なので、ここでは私がおすすめするフォームの作り方を説明します。

ヘソを5cm引っ込める

 具体的にはリラックスして「背もたれのない椅子に腰かける」イメージです。軽く背骨が曲がった状態になるはずなので、そこからヘソを5cmほど引っ込めるつもりで下っ腹に力を入れてみてください。すると体幹が安定して程よい緊張感が生まれ、加速や減速に対しても上体が遅れることなく素早く対応できるようになります。

骨盤の角度を常に意識したい。骨盤を立てたらヘソを5cmほど引っ込めて下っ腹に力を入れる。その上にリラックスした上半身が乗っかっているイメージ。背骨は自然に軽く曲がっている程度。
骨盤が寝ている(後傾している)と背骨が曲がってそこにストレスが集中するため疲れやすく、腰や背中を痛めやすい。大腿骨と骨盤の角度(黄色い○部分)を良い例と比較してほしい。

背骨は曲げず骨盤から前傾する

 背中の角度については、前述の軽く背骨が曲がった状態をキープしながら、バイクのライポジに合わせて上体の前傾度を決めるとフォームが安定します。つまり、ハンドル位置が低いスーパースポーツなどは前傾度が強くなり、逆にハンドル位置が高いツアラーなどは前傾度が緩くなります。そのとき大事なのは骨盤の角度を意識すること。正しいフォームでは骨盤は割と立った状態になっています。つまり、骨盤と背骨は一体化したまま(アングルを変えずに)、バイクに合わせて骨盤から上体を傾けていくようにすると正しいフォームになります。逆に骨盤が寝ていると背骨の曲がりが強くなりすぎて、路面からの衝撃で腰を痛めたり、加速時にリヤタイヤに荷重がかからず接地感が得られにくくなったりします。バイク(ライポジ)によって骨盤の角度を意識してもらうだけで、楽に疲れずスポーティに乗りこなすことができるはず。ぜひ試してみてください。

スーパースポーツのようにハンドル位置が低いモデルでは、骨盤から前傾させることで上体を前傾させる。軽く曲げた背骨のアングル自体は変わらない。
ツアラーやアドベンチャーのようにハンドル位置が高いモデルでは、骨盤はほぼ垂直に立てたまま腕に余裕を持たせる程度に軽く前傾。SSと比べても背骨のアングル自体は変わらない。
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佐川健太郎(ケニー佐川)

佐川健太郎(ケニー佐川)
早稲田大学教育学部卒業後、情報メディア企業グループ、マーケティング・コンサルタント会社などを経て独立。趣味で始めたロードレースを通じてモータージャーナルの世界へ。雑誌編集者を経て現在はジャーナリストとして2輪専門誌やWEBメディアで活躍する傍ら「ライディングアカデミー東京」校長を務めるなど、セーフティライディングの普及にも注力。
株式会社モト・マニアックス代表。「Webikeバイクニュース」編集長。

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