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ぜひとも聞いてほしい、250cc4気筒のエンジン音。カワサキ Ninja ZX-25R×ジョナサン・レイの走行動画が公開に!

  • 2020/03/16
  • MotorFan編集部 北 秀昭
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WSBKで5連覇中のライダー、ジョナサン・レイ選手が、動画で「Ninja(ニンジャ)ZX-25R」の“限界走り”を披露!

カワサキは2020年秋に国内で発売される250cc4気筒スポーツモデル「Ninja(ニンジャ)ZX-25R」のサーキット走行の模様を動画で公開。車載カメラでは、5速シフトのレッドゾーン1万7000rpmで、速度は158km/hに到達! すぐさま6速にシフトアップすると、マシンは161km/h、162km/hへと軽やかに加速していく……。F1マシンを彷彿させる、心地よい超高回転域の4気筒サウンドも聴き逃すな!
REPORT●北 秀昭(KITA Hideaki)

カワサキ Ninja(ニンジャ)ZX-25R
カワサキ Ninja(ニンジャ)ZX-25R

【まずは動画を見る前に予習を!】車載カメラにて。6速シフトアップ後、マシンはさらに加速。果たして最高速度は……。

5速全開。回転数はレッドゾーン突入の1万7000rpm付近。速度は158km/hに到達

オレンジのインジケーターが点灯し、ライダーはすぐさま6速にシフトアップ(下記へ)。

6速にシフトアップ。回転数は1万6000rpm付近で、速度は162km/hを表示

5速→6速シフトアップで、回転数は1万6000rpm付近にダウン。タコメーターの針は、再びレッドゾーンに向けて伸び、さらに加速。デジタルメーターは162km/hを表示。

【いよいよ本題!】「Ninja(ニンジャ)ZX-25R」の過激な走り&官能的な超高回転域の4気筒サウンドに圧巻!

 スペインのへレスサーキットで行われた、『カワサキ・レーシングチーム』の走行テスト。その中で、WSBKで5連覇中のライダー、ジョナサン・レイ選手とチームメイトのアレックス・ロウズ選手が、「Ninja(ニンジャ)ZX-25R」に初試乗。その過激な走りを、トクとご覧あれ!

Ninja ZX-25R Introduction: KRT Riders Meet Ninja ZX-25R at Jerez Circuit JPN(Kawasaki)

なぜ話題?4スト250cc

カワサキとしては12年ぶりとなる、4気筒250ccエンジン搭載のスーパースポーツモデル「Ninja(ニンジャ)ZX-25R」。
新開発された4気筒エンジンはコンパクトな設計。スマートながら立体感のあるスタイルがポイント。

 排ガス規制等により途絶えてしまった、国内の250ccの4気筒(クオーターマルチ)群。現在250ccのスポーツモデルは、2気筒が主流だが、漢(おとこ)カワサキが、そんな風潮に大きな風穴を開けた。

 2007年式が最終モデルとなった、フルカウル付きのスポーツモデル「ZXR250」。そんな4気筒250ccエンジン搭載モデルを、カワサキは、“Ninja(ニンジャ)シリーズ”として復活させたのだ。

 現段階において判明している、「Ninja(ニンジャ)ZX-25R」の主な車体構成は、

・エンジン……水冷4ストローク並列4気筒DOHC 4バルブ 249cc
・フレーム……新設計の軽量トレリス型
・フロントサスペンション……250ccクラス初となるSFF-BP(ビッグピストン)
・リアサスペンション……ホリゾンタルバックリンク式
・フロントキャリパー……ラジアルマウント型モノブロック

 最高出力や最大トルク、発生回転数などは未公表だが、最新技術をフル投入した上記の車体構成を見ても、スーパースポーツという名に恥じない、カワサキの“本気度”が、ストレートに伝わってくる。

「ZXR250」は超高回転型。「Ninja(ニンジャ)ZX-25R」は低中速回転の豊かなトルクと高速回転域のパワーを両立

1989年(平成元年)に登場した4気筒エンジン搭載の「カワサキ ZXR250」。写真は初期型。
 1989年(平成元年)にデビューした「ZXR250」の4気筒エンジンは、45馬力を発揮(1992年、自主規制で40馬力にダウン)。初期型のボア49mm×ストローク33.1mm(圧縮比は12.2)は、多気筒車ならではのショートストローク型に設定。ショートストローク型エンジンは、高回転域でパワーを出しやすい、多気筒のレーシングモデルに多用されるのが特徴だ。

 「Ninja(ニンジャ)ZX-25R」は、「ZXR250」とは異なる新開発のエンジン。噂では、50馬力超えなどとも言われる「Ninja(ニンジャ)ZX-25R」の4気筒エンジンだが、当然、「ZXR250」にも採用のショートストローク型に設定されているだろう。

 ただし、「ZXR250」とは決定的に異なる点が1つ。それは……。

 「Ninja(ニンジャ)ZX-25R」のレッドゾーンは1万7000rpmから。一方、「ZXR250(後期型)」は1万9000rpmから。

 カワサキによれば、「Ninja(ニンジャ)ZX-25Rは、スムーズで滑らかな回転フィールを実現しつつ、低中速回転域における豊かなトルクと、高速回転域での強力なパワーを両立した」という。

 「ZXR250」を始め、かつての250cc4気筒スポーツモデル(ホンダCBR250R、ヤマハFZR250R、スズキGSX-R250R)は、“4ストロークの多気筒エンジンでMAXパワーを稼ぐ仕様”であったため、街乗りなどの低回転域ではスカスカな乗り味が拭えなかった。

 しかし「Ninja(ニンジャ)ZX-25R」は、4気筒モデルの先輩である「ZXR250」よりも、レッドゾーンを、“あえて”2000rpm落とすことで、ストリートでの使い勝手も向上。つまり、2気筒モデルにある、現代のニーズに合わせた“扱いやすさ”も盛り込んでいると予測される。

4気筒ならではの、鋭くて官能的なエンジンサウンドを実現

車体下に大型サイレンサーを備えることで、リアタイヤ右前にマフラーを配置。

1991年(平成3年)に登場した、水冷4気筒250ccモデル「カワサキ バリオス」。ZXR250譲りの水冷4スト直列4気筒DOHC4バルブ249ccエンジンを搭載。写真は初期型。
 また、カワサキのミドルクオーターマルチといえば、その高回転域のサウンドを、“F1サウンド”に例えられることがあった(特に250cc4気筒ストリートモデルの“バリオス”は、その傾向が強かった)。

 今回公開されたサーキット走行でのエキゾーストノートを聴いても、「Ninja(ニンジャ)ZX-25R」には、官能的なカワサキならではの、“あのF1サウンド”が、きっちりと伝承されている。

 「Ninja(ニンジャ)ZX-25R」のエキゾーストノートについて、カワサキでは「吸排気系チューニングにより、ライダーはスロットルをひねるたびに、鋭く官能的なエンジンサウンドを体感できます」としている。

 カワサキが今回公開した映像は、「Ninja(ニンジャ)ZX-25R」の市販化に向けたプロローグ編。今後は「Ninja(ニンジャ)ZX-25R」のさらなる魅力を引き出した映像を展開予定。

 日本では、2020年秋に発売される予定。2020年春には、先立ってインドネシアで正式発表される模様。公開されるスペックや詳細は、順次レポートするのでお楽しみに!

2気筒の「Ninja(ニンジャ)250」とのサウンドの違いは?

カワサキ・ニンジャ250 KRT Edition。詳しくは写真をクリック!
 「Ninja(ニンジャ)ZX-25R」のエキゾーストノートは、4気筒ならではの『カーーーン!!!』という甲高くて直線的な、脳天まで突き抜けるイメージ。一方、2気筒の「Ninja(ニンジャ)250」は、『ルゥゥゥーー!!!』という、軽快でリズミカルなイメージ(あくまでも筆者の主観的な感想です)。

 「Ninja(ニンジャ)250」のエキゾーストノートを聴いてみて、「Ninja(ニンジャ)ZX-25R」との違いを体感してみよう!

Ninja 250 PV(KawasakiMotorsJapan.Channel)

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