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近すぎるとなぜ危ない? ブレーキレバーの位置(距離)のお話。 ケニー佐川の「楽テクBIKE塾」 ブレーキ操作②

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ライディングスクール講師として豊富な実績を持つケニー佐川が、楽に楽しく安全にバイクを操るためのコツを記事と動画で分かりやすくアドバイス!バイク初心者はもちろん、リターンライダーからベテランまで目からウロコの楽ネタ満載です。今回はブレーキレバーの位置調整について!

REPORT●ケニー佐川(SAGAWA Kentaro)
PHOTO●星野耕作(HOSHINO Kousaku)/山田俊輔(YAMADA Shunsuke)
MOVIE●倉田昌幸(KURATA Masayuki)

レバー位置を最適に調整しよう

 ブレーキを確実にかけるためにはレバーの位置が大事です。最近のバイクにはブレーキレバーの調整機構が付いているタイプも多いので積極的に活用しましょう。
 たとえばCB650Rのフロントブレーキの場合、レバー根元のダイヤルによって6段階に調整可能です。どの位置が最適なのかは人によってそれぞれですが、自分の場合は割と近い位置が好みです。何故なら入力をコントロールしやすいからです。

ブレーキ操作には繊細さと正確さが求められる。最良のパフォーマンスを発揮するためにはレバーの位置や高さを自分にとってベストなポジションに調整すべきだ。
指先から近い第1関節とその次にくる第2関節で作る「コの字」型でレバーを引き込むようにすると入力をコントロールしやすい。

「コの字」型でレバーを引くのがベスト

 最適なブレーキレバー位置の目安としては、人差し指と中指の2本でレバーを引いたときに、第1関節と第2関節で作る「コの字」型の中にレバーがあることが大事。ちょうど2本の指で作るブリッジでレバーを引くイメージです。こうすることで、入力をコントロールしやすくなるはず。詳しくは動画を参考にしてみてください。

動画でよくわかる、ブレーキレバーの正しい位置

遠いとガッツン、近すぎると引けない

 悪い例としては、レバー位置を最も遠くしてしまうと、手が大きいほうの自分でも第一関節にやっと引っかかるくらいです。レバーが遠いと微妙な入力ができずガッツンブレーキになりやすくなります。逆にレバー位置が近すぎるとグリップを握っている他の指に当たってしまい、それ以上は引けなくなってしまいます。つまり、レバーは遠すぎても近すぎても操作しづらく危険なわけです。
 ブレーキ操作ミスは重大事故につながる危険性があります。ぜひ積極的に調整して自分にとってベストな位置を探してみてください!

CB650Rの場合、6段階にレバー位置を調整できる。写真は最も遠い「1」に設定した場合で、中指は届くが人差し指は先がわずかに引っかかった状態。強い力で引けなかったり、深く握り直したりして、ガッツンブレーキになりやすい。
試しに計測してみるとレバー先端からグリップまで9cm離れていた。
写真は最も近い「6」に設定した場合で、レバーは第2関節を超えた内側まで深く握り込まれている。すでにレバーがグリップ側の指と接触していて、これ以上は握れない状態。いざという時に強くかけられず、特にフェードしたときはスカスカに。
こちらはレバー先端からグリップまで6cmとかなり近いことが分かる。
一般的なダイヤル式の調整アジャスター。他にもいくつかタイプがあるが、調整する場合はレバーを前に押しながらダイヤルを回すとスムーズだ。グローブを付けた状態でベストな位置を探してみよう。

佐川健太郎(ケニー佐川)

早稲田大学教育学部卒業後、情報メディア企業グループ、マーケティング・コンサルタント会社などを経て独立。趣味で始めたロードレースを通じてモータージャーナルの世界へ。雑誌編集者を経て現在はジャーナリストとして2輪専門誌やWEBメディアで活躍する傍ら「ライディングアカデミー東京」校長を務めるなど、セーフティライディングの普及にも注力。
株式会社モト・マニアックス代表。「Webikeバイクニュース」編集長。

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