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【台湾新型スクーター情報】SYM MAXSYM(マキシム)400が燃費3割増しでマイナーチェンジ

  • 2020/11/04
  • MotorFan編集部 北 秀昭
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スクーター王国・台湾の人気バイクメーカー「SYM(エス・ワイ・エム)」が2021年のNEWモデルをオンラインで発表。写真は399ccエンジン搭載のビッグスクーター、MAXSYM(マキシム)400の2021年モデル。外装が一部変更され、最高出力&最大トルクを向上。燃費は前モデル比32%アップを実現した。
REPORT●北 秀昭(KITA Hideaki)
※注:国内販売価格、販売日時は未定

前モデルのエレガントな外観は継承。しかしパワーは33馬力から34馬力にアップ!

SYM MAXSYM400- Let's Go Forward(GLOBAL SYM)

写真は前(現行)モデル。
 水冷4ストローク単気筒OHC 4バルブ399ccエンジンを搭載したビッグスクーター、MAXSYM(マキシム)400がマイナーチェンジ。

 外装は前モデルのイメージを継承しつつ、ヘッドライトなどの細部を変更。エンジンは前モデルをベースに、ローラーロッカーアームを採用。フリクションロスや発熱量を低減し、33ps(24.3kW)/6500rpm→34ps(25.0kW)/6750 rpm、最大トルクは37.8N・m/6000rpm→39.5N・m/5250rpmにアップ。前(現行)モデル比で32%の燃費向上も実現している。

 ホイールベース、シート高、足周り、ブレーキ、タイヤサイズ、燃料タンク容量などは基本的に変更なし。

近未来的なフロントマスクとテール周り

 前(現行)モデルの二灯式から、新しく三灯式のLEDヘッドライトに進化。個性的なフロントマスクを演出するとともに、夜間の視認性アップに貢献。都会的なデザインのテールランプにもLEDを採用。

高度な操作性を確保する「トラクションコントロールシステム」など、装備も充実

  最新の電子制御システム「トラクションコントロールシステム」の採用により、滑りやすい道路での発進時や加速時のリヤタイヤの滑りを防止。あらゆる走行シーンにおいて、安定したライディングを可能としている。

「アドバンストブレーキライト(ABL)」は、速度が70km/hを超えると作動する事故抑止システム。スイッチをONにした場合、急ブレーキ時、自動的にテールライトを点滅して後方の車両に警告してくれる。

 また、効率的なエアインテークシステムにより、スムーズな吸気性能を確保。特に低回転性能を向上させる気流を確保し、ユーロ5規格クリアの実現に一役買っている。
 エキゾーストパイプは、ショートタイプの軽量型。これによりマスの集中化を実現し、軽快な走りを獲得。リヤサスペンションはプリロード調整が可能だ。

高さが任意に調整可能なフロントスクリーン。便利なキーレスも装備

 フロントスクリーンは高低の調整が可能。走行シーンやライダーの体格に合わせ、任意に変更することができる。また、左右のブレーキレバーは4段階調整OK。キーを指し込む手間や、マイナスドライバー挿入等のイタズラを防止してくれる、便利なキーレスシステムも導入されている。

大容量のシート下収納スペース

 極めて利便性の高い、ワイドなオープン式シートを採用。シートは45°超えまで開くことができるのが特徴。シート下収納スペースは、フルフェイスヘルメット×1個+ジェット型ヘルメット×1個が収納できる大容量。

 ヘビーなビッグスクーターには欠かせない簡単操作のパーキングブレーキシステム、折り畳み式バックミラー、スポーティなアナログ表示のスピード&タコメーター(中央にはデジタル式マルチメーター装備)に加え、足元の小物入れ内には、スマートフォンの充電等に欠かせないUSBが標準装備されている。

SYM MAXSYM(マキシム)400 主要スペック

エンジン:水冷4ストロークOHC 4バルブ単気筒
排気量:399cc
ボア×ストローク:83mmx73.8mm
最大出力:34ps(25.0kW)/6,750rpm
最大トルク:39.5 Nm/5,250rpm
燃料システム:E.F.I.
トランスミッション:C.V.T.
フロントサスペンション:正立フォーク
リヤサスペンション:デュアルショック
フロントブレーキ:ダブルディスク275mm+ABS
リヤブレーキ:ディスク275mm+ABS
フロントタイヤ:120/70-15
リヤタイヤ:160/60-14
全長:2,230 mm
全幅:820 mm
全高:1,455 mm
シート高:800mm
ホイールベース:1,555 mm
燃料タンク容量:13L

ライバルの400ccビッグスクーターをチェック!

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