ストリート仕様なのにSS1/32mile(50.29m)は4秒前半をマーク!

ポルシェで採用されているグリーンがビータスのイメージカラー。エンジンはTTMRC製のφ65mmピストンと64mmロングクランクにより212ccとなっており、スロットルボディはφ40mm。これにETMケーヒン製の追加インジェクターを使用している。マフラーはタコファクトリー製でコンピューターは超定番の人気商品aRacerだ。
最高速チャレンジでは142.480km/hを樹立!
この組み合わせで2024年4月に富士スピードウェイで初開催されたモトチャンプ最高速チャレンジでは142.480km/hを記録。スクーターミーティングでもドラッグレース【SS1/32mile】で4秒197を記録。ちなみにフロントのフローティングディスクと前後キャリパーはフランド製で、リヤショックはシャークファクトリー製となっている。
◉OWNER:ビータスさん ◉MACHINE:YAMAHA GRYPHUS ◉SS1/32mile Class SC4 4秒197
【羊の皮を被った狼!】エクステリアはシックに決め、シリンダーやスロットボディはフルチューン!

エクステリアからはヘッジフォグ製マフラーくらいしかカスタマイズ感が感じられないが、実はTTMRC製ヘッドを搭載した225cc仕様。φ65mmピストンやNR7ハイカム、φ36mmスロットルボディやaRacerのスーパーXなどを使用し、低速域からパワフルな加速を実現している。
ハイパワーを後輪に伝える駆動系も抜かりなくセットアップ!
駆動系は台湾のドラッグレースでも大活躍する実力派、WF製パーツがフル投入されており、理想的な変速タイミングをGETしている。ちなみにこの車両はスクーターミーティングのコンテンツのひとつである「試乗会」に出品されていて、「速い!」と驚いていた参加者が多かったのも印象的だった。ノーマル風エクステリアなのに凶暴な加速力を持つ、まさに「羊の皮を被った狼」という仕上がりとなっている。
◉OWNER:タキタモータースさん ◉MACHINE:YAMAHA GRYPHUS
こだわりのパーツチョイスはツウ好みなメニューで構成!

TRHC製ヘッドやピストンピン、カムシャフトなどを使用して181cc化されたフリファス。燃調はaRacerを使用し、マフラーはバンブルビー。駆動系もTRHC製ドライブプーリーやトルクカム、クラッチやクラッチアウターなどを採用し、パワートレイン系をセットアップ。制動系統はフロントにレースの世界でも信頼を集めるネクト製のフローティングディスクローターにブレンボ製キャリパーを組み合わせ、リヤにもブレンボ製キャリパーを配置。
レースシーンで人気のCSTタイヤをチョイスという本格派
前後タイヤはこれまたモトチャンプ杯ミニバイクレース全国大会でも使用率の高いCST製を装備。エンジンハンガーはKN企画製でさりげなくホイールベースを100mmストレッチ。小型の台湾製ミラーやパーティーアップ製シートなどなど、要所を抑えたツウ好みのメニューが投入されている。膨大なカスタムパーツが選択できるグリファスだけに、この車両からはパーツ選びのこだわりや大切さを感じることができた。
◉OWNER:西東兄弟リュウシンさん ◉MACHINE:YAMAHA GRYPHUS
月刊モトチャンプ2025年5月号の記事をリライトしました。