カモフラージュでネーミングを示唆するめずらしいカモフララッピング・・・

メルセデス・ベンツ ベイビーGクラス 最新プロトタイプ スパイショット

メルセデス・ベンツの新たなカモフラージュラッピングは徐々に薄くなり、これまでよりも小型オフロード車の姿が露わになってきている。
しかしここで注目すべきはそこではない。
ラッピングをよく見ると、アシッドグリーンとライトグレーの小文字の「g」がびっしりと描かれているのだ。
これは一体何なのだろうか?
メルセデスはこの新型SUVの名前を暗示しているのだろうか?

メルセデス・ベンツ ベイビーGクラス 最新プロトタイプ スパイショット

メルセデス・ベンツが量産型に「Baby G」などと名付けるはずがないことは分かっている。
そんな名前のタフなモデルは、売れ行きが芳しくないと思われるからだ。
小文字のgで始まる「gクラス」という名称は、確かにマーケティングの観点からは秀逸と言えるだろう。
なぜなら、まさに小型版のGクラスに見えるからだ。
しかし、ショールームに「Gクラス」と「gクラス」が並んでいたら、混乱を招くことも予想される。
より安価な新型モデルを購入した顧客にとっては「gクラスに乗っている」と言えるので良いかもしれないが、特に価格差が大きい場合は、既存のGクラスの顧客は不満を感じるかもしれない。

2025年11月、プロトタイプとして初めてテスト走行中の姿が確認された「ベイビーGクラス」。
当時から、「g(マイナー)クラス」という名称になるのではないかという噂が流れていたが、今回「g(マイナー)」の文字をあしらった特別なカモフラージュを施した車両を公開し、この噂を裏付けたようだ。

これはありふれたカモフラージュテープではなく、メルセデス・ベンツからの公式発表が間近に迫っていることを示唆している。
CLA EQをはじめとする開発段階のモデルでも、同様のパターンが見られた。

カモフラージュにより、ディテールは隠されているが、背の高いキャビンと短く見えるボディ、大きなヘッドライト、そして巨大なフェンダーフレアは、どれもこれも「かわいい」とばかりにアピールしている。
SUVの後部をほぼ完全に覆うリアタイヤカバーでさえ愛らしい印象を与えており、スズキジムニーより可愛らしい外観になるとも予想されているのだ。

新型Gクラスは当初、完全電気自動車として開発された。
しかしEV市場の大きな変化、あるいは少なくとも市場における大きな変化を受けて、同ブランドは、ガソリンエンジン搭載モデルの導入が確実視されている。
おそらく、CLAの1.5リッターエンジンをベースにしたハイブリッドパワートレインを搭載すると予想される。

2025年後半、メルセデス・ベンツはこのSUVが専用シャシーを採用し、大型モデルと同様の本格的なラダーフレーム構造になると発表した。
「Gクラスは非常に特別な、正統派の車であり、ミニGも正統派でなければなりません」と、最高技術責任者のマルクス・シェーファー氏は述べている。

車名に関しては、gの形状が数字の9によく似ていることから、ナンバー9のバッジが付けられる可能性も考えられる。
しかし、数字はBMWのトレードマークであり、メルセデスは文字を使用しており、メルセデスがライバルの領域を侵すようなことはしないと思われる。

「ベイビーg」のワールドプレミアは、今後数ヶ月以内とみられる。
日本導入も確実視されており、市場を独走するコンパクトオフローダー、ジムニー ノマドの牙城を崩すことができるのかが注目される。