第21回
FREE LINE
ZN8 GR86

フリーラインは今年のREVSPEED筑波スーパーバトルへの参戦については現在のところ未定としている。

昨年タイムアタックを行ったZN8 GR86は手元を離れており、参戦が決まった場合は別車両で挑む予定だ。

昨年のZN8 GR86は十勝スピードウェイの耐久レースを見据えて製作された車両をベースに、目的に合わせて本当に必要な市販パーツだけを厳選したファインチューン仕様だった。

エンジン本体はノーマルのまま、足まわりやL.S.D.、排気系などをバランスよく仕上げ、筑波スーパーバトルでは1分2秒451をマーク。過度な空力デバイスに頼らないエクステリアも、カスタマーの要望を反映したコンセプトとなっていた。

今年も参戦いただき、新たな車種でのFREE LINEらしい「トータルバランス」重視の走りを披露いただきたい。

第37回 筑波スーパーバトル2025時の仕様内容

TIME      1’02.451

DRIVER  蘇武喜和

CLASS   ストリート-ストリートラジアル-FR2

TIRE     POTENZA RE-71RS 255/35R18

■車両重量 1255kg

■最高出力 235ps/7000rpm

■最大トルク 25.5kgm/3700rpm

■シムス オイルパンバッフル

■HKS オイルクーラー

■パワークラフト エキマニ/キャタライザー/マフラー

■マルマンモーターズ ECUセッティング

■CUSCO クラッチ/フライホイール

■CUSCO タイプRS 1.5way L.S.D.

■CUSCO5点式ロールバー

■CUSCO TN-Rサスキット(F 11kg/ ㎜ R 14kg/ ㎜)

■ブレンボ キャリパー(F&R 4POT)

■PFC ブレーキローター

■VOLK RACING TE37 SAGA(F&R 18×9.5J inset 44)

■TOM’S エアロパーツ(フロント /サイド/リア/ウイング)

トータルバランスを追求したファインチューニング仕様

筑波スーパーバトル初参加のフリーラインは走行距離わずか1600㎞のカスタマー車両を持ち込んだ。十勝スピードウェイの耐久レースに向けて製作され、ロールバーも装着する。とはいえ、ストリート仕様を細かく煮詰めた内容だ。

エキマニ、キャタライザー、マフラーをパワークラフト製に変更して排気効率を向上し、マルマン・モーターズがECUTEKをセッティング。

足まわりはクスコの減衰力2way調整式車高調サスキットに、ブレーキは前後ブレンボ4POTキャリパーで強化。バランスよく要所をきっちり抑え、パフォーマンスの底上げを図っている。

「前日が初走行でしたがセッティング変更は空気圧くらい。S字の縁石も苦にならない走破性で、ブレーキのコントロール性もよかったので、無理をせずに目標の1分2秒台を出せました」と蘇武喜和。

ロールバーが装着されているため若干重くなっている。エンジン本体はノーマルで 、吸気系の変更はなし。オイルパンバッフルはシムスで、HKSのオイルクーラーを追加。

排気系はパワークラフトでまとめている。今回の筑波に向けて、クスコの伸縮2way調整式のスポーツTN-Rと、タイプRS(1.5way)L.S.D.を細かく煮詰めてきた。


この仕様でのメンテナンスは?

→バランスを崩さないように手を入れた

「当初は十勝の耐久レースに参加する計画でしたが、結局別の車両で走ることになり、雪や凍結のない筑波でのタイムアタックに参戦しました。

市販パーツのみのファインチューンですが、目的に合わせて本当に必要なものだけを厳選してGR86本来のバランスを崩さないのがポイント。過度に空力に依存しないエクステリアはカスタマーの希望に合せたものです」(フリーライン中川裕貴さん)


■フリーライン 

北海道小樽市錦町16-5
TEL0134-65-8501
https://www.freeline-otaru.com/