今後も長く楽しめる万全の環境が整っている

最近になって中古車価格が上昇しているため、一部のライダーからはハードルが高いと言われているNSR。もっとも、すでにこのバイクを所有している人の中で、そう感じている人はほとんどいないだろう。

まずNSRのエンジンとシャシーは超が付くほど丈夫で、修復不能という事態に陥ることはめったにないのだ。しかも、整備性は同時代のライバル勢より良好で、補修部品の大半は現在でも普通に入手できるから、維持に関する心配もない。ちなみに、現役時代から弱点と言われていた、クランクのセンターシールやPGMのトラブルは、近年では修理・改善策が確立されたので、この点も心配は不要になっている。

そのうえ、現在のカスタム市場ではNSRが大人気で、チャンバーやマグホイール、リヤショック、点火制御ユニット、外装など、最新技術を導入した新作が続々と登場している。つまりNSRは、購入時のハードルさえ乗り越えれば、以後は長く楽しめるバイクなのだ。

だからこそ、生産終了から約20年以上が経過した今でも、NSRは気軽に全開走行が楽しめるし、このバイクでサーキットデビューを果たす人も少なくない。なおNSRは、チャンバーと点火系の改善だけで60ps以上がマークできる。サーキット指向のライダーでも、長く楽しむことを考えて、エンジンはあえてノーマルのまま、というケースが多いようだ。NSRの時代は、終わらない。

外装と足周りの刷新でさらなる軽快感を獲得‼

これまでに数多くの大型車を乗り継いで来たオーナーTさんは、友人と共にゲズンハイトを訪れたことで、以後のバイクライフが一変。現在はMC28の他にMC21とGSX-R750RKを所有する、レプリカマニアになったそうだ。なお同店が手がけるNSRは、チャンバーや外装、足周りなどに手を加えることが多いものの、エンジンや吸気系はノーマルを推奨。

HONDA ’95 NSR250R(MC28)
撮影時の姿は第一段階で、近日中にチャンバーはライズオン、前後ホイールはJBマグタンに変更する予定。この車両の点火ユニットは純正のPGM-Ⅳだが、近年のゲズンハイトでは任意で点火マップを製作できる、ZEALTRONICの導入車が増加中。
ブレーキマスターはタッチに優れるブレンボラジアル。
クラッチレバー+ホルダーはアコサット。
ウッドストックのバックステップはポジション可変式だ。

▪️SPEC▪️

ハルクプロ製チャンバー/TYGAパフォーマンス製フェアリング+シングルシートカウル/マジカルレーシング製カーボンバックミラー/純正フォークガンコート/ナイトロン製リヤショック/ブレンボ製4ピストンキャリパー/サンスター製φ276mmディスク/ウッドストック製バックステップ/ピレリ・ディアブロ・ロッソⅢ(F) 120/70ZR17 (R) 150/60ZR17 


モータークラブ ゲズンハイト

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