世界が認めたブランド強度とAAA格付けの衝撃

ブランド評価コンサルティング会社のBrand Finance(ブランドファイナンス)が2026年4月23日に発表した「Most Strongest Automobiles Brands 2026」において、ロイヤルエンフィールドが世界第3位という快挙を成し遂げた。ブランド力を100点満点で数値化するBSI(Brand Strength Index)では88.9点を獲得し、最高ランクのAAA格付けを記録。ブランド価値は前年から30%上昇し、12億米ドルに到達した。

この評価は、同社が単なるオートバイメーカーの枠を超え、世界中で信頼される自動車ブランドとしての地位を確立したことを意味している。インド発のグローバルブランドとして、伝統を重んじながらも未来をリードする姿勢が結実した形だ。

125年の歴史が支える世界最古のアイコニックブランド

1891年の創業以来、一度も途切れることなく生産を続けているロイヤルエンフィールドは、現存する世界最古のモーターサイクルブランドだ。「ピュア・モーターサイクリング」という哲学を掲げ、タイムレスなデザインと豊かな個性を備えたモデルを世に送り出してきた。その姿勢は世代を超えたライダーに支持され、今や世界で最もアイコニックなブランドの一つへと進化を遂げている。

現在、世界80カ国以上で展開されるネットワークは3,200店舗を超え、インド国外にも7つのCKD工場を構える。メルボルンやミュンヘン、バンコクなど、世界各地のコミュニティと深く結びつくことで、市場における強力なポジションを盤石なものにしている。

5つのカテゴリーと電動モビリティへの挑戦

製品ラインナップは、ヘリテージ、クルーザー、ロードスター、アドベンチャー、ピュアスポーツの5カテゴリーに分かれ、計14車種の内燃機関モデルを展開中だ。伝統的なスタイルにモダンなパフォーマンスを融合させた各モデルは、世界中のユーザーから高い評価を得ている。さらに、新たな都市型電動モビリティブランド「Flying Flea(フライング・フリー)」を立ち上げ、新型「Flying Flea C6」を発表するなど、次世代のモビリティ分野へも本格参入を開始した。

こうした勢いは、第三者機関による調査結果にも現れている。J.D.Powerによる2025年のインド二輪車部門「初期品質調査」で総合第1位を獲得したほか、FADA(インド自動車販売店協会)のディーラー満足度調査でも首位に輝いた。製品クオリティとパートナーシップの両面において、隙のない盤石な体制を構築している。