GR86/BRZオーナーによる3LAPバトル。参加ドライバーは、左から山田英二、冨林勇佑、井口卓人、久保凜太郎、佐々木雅弘

ゲストドライバーの中から、GR86/BRZのオーナー5名による3LAPバトルが行われた。上記の参加ドライバーが持ち込んだ車両(後に詳しく紹介)がグリッドに並ぶ。それも事前走行や予選はなしで、いきなりのヨーイドンだ!

リバースグリッドだけに必然的なヤバイ展開

スタートグリッドの順はチューニング内容がライトな車両からのリバース方式にすると、コースイン前にドライバー同士の話で決まっていた。先頭は冨林勇佑(GR86のハブトラブルで、急きょアルテッツァで参戦)で、最後尾グリッドはGR86ターボの佐々木雅弘だ。

そもそも、進行台本なんてない(笑)。コース上で激闘が始まってしまった! 1コーナーなど3ワイドで進入していく。これには実況アナウンサーも大絶叫!ギャラリーも大喜びだ!!

接近バトルが繰り広げられるのはリバースグリッドならでは。ヤバイ瞬間もありつつも、接触なしに各車が順位を入れ替えて迎えたファイナルラップ。最後は佐々木GR86ターボがドリフトで最終コーナーを抜けてきてトップチェッカーを受けた!

いちばん楽しんでいたのはギャラリーよりもドライバー!?

チェッカー後、ヘルメットを脱いだドライバーの表情や声は最高潮。バトルをいちばん楽しんでいたのは、ドライバー自身であった。


参加したドライバーの愛車を紹介! 

井口卓人 TakutyProject’s customized BRZ

自身がプロデュースする『Takutyproject』のエアロなどを装着したBRZを持ち込んだ井口卓人。2021年にスーパーGTでチャンピオンを獲得した記念に購入したマイカーで、お気に入りはフルエアロの外装と自身のヘルメットをモチーフにして張られたオリジナルの内装だ。

足はアペックスのN1エボリューションダンパーで、ブレーキはプロジェクトμのスポーツキャリパー。エンジン本体はノーマルでECUと吸排気のみだ。

内装は自動車メーカーの内装部品を製造する、しげる工業のカスタムラインで仕上げた。各部にスエードを配し、ドアトリムにはGT300チャンピオン獲得の刺繍が備わる。青のラインでSUBARU、赤でSTIも表現


佐々木雅弘 GR86  380psをマークするターボ仕様

筑波で59秒336をマークしている佐々木雅弘のZN8。HKSのターボキットによって380ps仕様にはなっているが、派手な大改造はなく、あくまでストリート仕様としてまとめる。

自身のブランド『GROWDesign』のフルエアロのほか、KYBと開発を進めてきたGROWDesign純正形状ダンパーがついに完成。

ストロークの無駄を最適化し、動きをよくしたダンパーで2025年内に発売が決定。普段は19インチのタイヤを履くが、アタック時は18インチだ。


久保凜太郎 BRZ   クラブマンカップ仕様の車両

久保凜太郎が購入したBRZは、2024年までGR86/BRZカップのクラブマンレースに出場していた車両。来シーズンはクラブマンレースに出場するドライバーを募ってこのクルマに乗せる予定なので、基本はクラブマン仕様のままだ。

とはいえ、マフラーがアペックス製が装着されており、トランスミッションも練習用にZN6用が搭載されているのが変更点。シートは好みでレカロのRNSにしている。


冨林勇佑 SXE10 ALTEZZA
GR86から急きょスイッチ参戦

冨林勇佑のマイカーといえば、免許を取ったときからずっと乗り続けているアルテッツァ。レースデビュー前、久保凜太郎にこのアルテッツァでの走りを見てもらい「いいんじゃない」といわれたことでレーサーを目指したという逸話がある。

エンジンはECUを含めノーマルで、吸排気系のみ手を加える。サスはクスコのTN_R。軽量化ではトランクの下まで切って、車両重量は1190㎏ほど。ホイールは2000年代のアルテッツァレース用をわざわざチョイス。


山田英二 GR86   クスコのデモカーを購入 

カラーリングを見ればわかるどおり、山田英二のマイカーは、もともとクスコの製品テスト車兼デモカーだったGR86。スポーツTN_Sサスキットや、パワーブレース、強化スタビ、L.S.D.(タイプRSの1.5way)をはじめ、クスコ製品が満載。

エンジン自体はノーマルで、オイルクーラーやデフオイルクーラーなど、クーリングパーツは入っているが、ブレーキはパッド以外は純正のまま。走るのに手っ取り早いと購入したが、じつは今回がオーナーとなって初走行だった。