多彩なジャンルのユーザーカーが富士に集結!
オプション賞に輝いたBNR34!

いまや中古車相場が1000万円オーバーとなるのも珍しくないBNR34型スカイラインGT-R。しかし、オーナーの長岡さんがこの愛機を手に入れた頃は、まだ価格高騰前夜だった。
若い頃にはR32タイプMやR33GT-Rを乗り継いでおり、BNR34はいつか手に入れたい憧れの存在。約13年前、「今が最後のチャンスかもしれない」と感じ、コンディションの良い個体を購入したという。
それから10年以上をかけて、じっくりと理想のスタイルを追求してきた。

注目は、BNR34としては珍しい20インチホイールの装着だ。「R34に20インチ!?」と周囲から驚かれることも多かったそうだが、デザインが気に入っていたボルクレーシングG025の19インチが廃盤になったこともあり、思い切って20インチ化を決断。タイヤサイズや全体のバランスを徹底的に煮詰めることで、違和感のない仕上がりを実現している。

もちろん、見どころは足元だけではない。
ギャレットGT2860R-2タービンと東名ハイカムを組み込んだRB26DETTは、F-CON Vプロによる制御で最高出力550psを発揮。ヘッドカバーやフロントカバーまで丁寧にペイントされ、美しいエンジンルームを構築している。
パワーよりも耐久性を重視した仕様だけにトラブルとは無縁。550psという数字から想像するほど過激ではなく、街中でもストレスなく扱える懐の深さが魅力となっている。
憧れの旧車スタイルをプロボックスで再現!?

軽自動車から輸入車までジャンルを問わず様々なクルマを乗り継いできた吉田さんが、約4年前に手に入れたのがこのプロボックスだ。
角張ったシンプルなボディをベースに、チンスポイラーやバーフェン、自作サイド出しマフラーを装着。旧車テイストあふれるスタイリングへと仕上げられている。

エアサスによる大胆なローダウンと、深リム仕様のRSワタナベも絶妙なマッチング。フェンダーに被るほどの車高ながら、全体のバランスは非常に自然だ。
リヤバンパー下にはSA22C用スリットスポイラーを装着し、フロントにはレアーレ岐阜製チンスポをセット。14インチのRSワタナベはフロント8J、リヤ9.5Jという攻めたサイズで、バーフェン装着によって公認取得も果たしている。
まさに「無いものは作る」の精神で完成させた一台だ。
「無ければ作る」の精神で仕上げたR34の4ドアGT-R

R32ではNA仕様、R33ではターボ仕様として限定生産された4ドアGT-Rのオーテックバージョン。しかし、R34世代には4ドアGT-Rは存在しない。そんな“幻のR34・4ドアGT-R”を具現化したのが足立さんの愛機だ。
ベースはENR34ながら、外装は純正GT-Rパーツを用いて徹底的にGT-R化。サンルーフの存在だけが、その素性を物語っている。
心臓部にはRB26DETTを搭載し、GT2530ツインターボ仕様で500psを発揮。トランスミッションにはゲトラグ製6速MTを組み合わせる。

インテリアも抜かりなく仕上げられており、赤ステッチ入りの総レザー仕様を採用。メーターはもちろん、マルチファンクションディスプレイや純正ナビに至るまでGT-R仕様で統一されている。
存在しなかったモデルを、まるで純正車のような完成度で作り上げた力作だ。
3年掛かりのフルレストアでグループAスタイルを実現!

若い頃はFC3SやR32タイプMで走り回っていたという真野さん。そんなカーガイが8年前に手に入れたのが、このBNR32型スカイラインGT-Rだ。
20年ぶりに手に入れたGT-Rを一生モノにするため、約3年をかけてフルレストアを敢行。ボディはホワイトボディ化されたうえでフルスポット増しが施され、高剛性な状態へと蘇った。搭載されるRB26DETTはN1タービン仕様で500psを発揮。

幼少期に目にしたグループAレースこそが、真野さんのGT-Rへの憧れの原点だ。そのため外観はあえてノーマル然とした雰囲気を保ちながら、スタックタイプのワンオフメーターパネルなどでGr.Aマシンへのオマージュを表現している。
派手さではなく、本物への敬意を感じさせる一台だ。
R35ニスモベースで走りやすさを追求したファインチューン!

MY24ニスモスペシャルエディションは、柴田さんにとって3台目となるR35型GT-Rニスモ。MY17、MY20と乗り継ぎ、最終モデルということで導入を決意したという。
エクステリアは、サイドとリヤにバリス製パーツを装着し、フロントアンダースポイラーはワンオフで製作。マット調のボディカラーに見える外観は、実はプロテクションフィルムによる演出だ。スワロフスキー加工を施したニスモエンブレムもお気に入りのポイントとなっている。

インテリアにはスポーツタイプのステアリングとカーボンパネルを採用し、走りのイメージを高めた仕上がりに。
また、ウインカーレバーへのハザードスイッチ移設やアンダーネオンの装着は、ご主人によるDIY作業とのこと。最新ニスモの性能を活かしながら、自分らしさも巧みに盛り込んだ一台となっている。
Part.3へ続く
●取材イベント:JDMクロニクル

