BLITZ  DAMPER ZZ-R A  Adjustable Spring System

シビック TYPE R FL5用  11万円(税込み)

前回の『DAMPER ZZ-R A』の紹介記事はこちら

純正ダンパーに組み合わせるダウンスプリングながら車高調整を可能にした! ブリッツのFL5 シビック タイプR用『DAMPER ZZ-R A』


ブリッツのFL5用ダンパーZZ-R Aは電子制御の純正ダンパーを活かしながら、スタイルと走りが両立できる車高ダウンスプリングだ。「走行モードの切り替えにも対応し、クルマの挙動、姿勢に合わせて4輪の減衰力が自動で制御される。

その高性能な純正アダプティブ・ダンパーを外さずに活かして走りを楽しみたい」。そのようなFL5のカスタマーからの声に応えたのがこのキット。

ダンパーZZ-R AのFL5専用スプリングはCOMFORT/SPORT/+Rの各ドライビングモードにおいて、純正の電子制御ダンパーが発揮する特性とのマッチングがとられている。

形状、自由長、セット長、そしてリアにはヘルパースプリングを併用し、かつ前後に専用バンプラバーも組み合わせ、ノーマル車高同等の有効ストロークが確保される。プリロードまで適正化。バネレートはF 4.9㎏/mm、R:5.0㎏/㎜でノーマル+αの数値。

車高調整用のアジャスターは、前後ともスプリングのアッパー側に装備。可能な車高調整幅はフロントが0~-20mm。リアが0~-25mm。

売りは、まず車高調整機能を装備すること。専用ダウンスプリングに車高調整アジャスターが組み合わされ、20mm前後の車高調整が可能になっている。たとえば、フェンダーとタイヤのクリアランスを好みに合わせて詰められる。

デモカーの車高はスタイルも押さえた基準設定。フロントがノーマルから20mm、リアが17mm低い。FL5独特のワイド&ローフォルムとホイールベース長から、水平感が際立つ。最低地上高も確保。

次に、車高ダウンスプリングとしての大事な機能性だ。COMFORT/SPORT/+Rと、FL5に装備される各ドライビングモードとの相性を、念入りに合わせてセッティングしている。

街中、高速道路での走行。定員乗車。ハイパワーFFならではのドライビング。試作スプリングを組み多くのドライバーが走行、形状やバネレートなどの仕様が決まった。

接地性のために、リアには車高ダウンスプリングでありながらヘルパースプリングも組み合わせる。有効ストロークを十分に確保している。FL5のノーマルサスの性格からかけ離れずに、でも、ひと味違うデキはブリッツの自信作だ。


今回は本庄サーキットに持ち込み、仕上がりを検証した。とはいっても、このダンパーZZ-R Aはストリートを想定したアイテムだけに、ガンガンにタイムを追求して走るというよりも、荒れた路面における乗り心地や、段差での走破性にも重点を置いてチェック。テスターは木下みつひろだ。

モードを切り替えつつ、商品コンセプトと照らし合わせて走行する。

「FL5のノーマルサスはモードを+Rにすると、結構な硬さになる。意外にアグレッシブで、動きにシビアな面も出ることも。しかし、これは凄く丸い印象の挙動。動きが穏やかで、ロールもゆっくりする。できる運転の幅が広がるね。COMFORTでは、ノーマルより良好な乗り心地を感じた。突き上げはなく、落ち着いた質感で走れる。

車高ダウンスプリングは車高が下がる分、バンプストロークの関係からバンプタッチが早まる。バンプラバーに不用意に当たったり、スプリングが線間密着したりして挙動が乱れることは、当然なかった。

落とした車高でカッコよくFL5に乗れて、ほどよくパフォーマンスと快適性も高まる。キットの構成が純正ダンパー側と調和してバランスしていた。サーキット走行でも競争とかタイム狙いでない限りは不足なく遊べるね」

補足すると、「サーキットでトラクションなどを求めるなら、やはり車高調に分がある。車高ダウンスプリングなのでブレーキ操作、アクセル操作での前後のピッチングで荷重移動量がどうしても大きくなるからだ」と語る。そこは、ブリッツではFL5に車高調ダンパーZZ-Rをラインアップする。

初めはZZ-R Aで純正ダンパーともども満喫し、ZZ-Rにステップアップするのもいいだろう。

車両Spec
■サスペンション DAMPER ZZ-R A ストラットタワーバー B-MCB(F&R) STABILINK ADJUSTER for HONDA(リア)

■ブレーキ ビッグキャリパーⅡ(開発中)

■エンジン 最高出力389.9㎰/6420rpm  最大トルク52.1㎏-m/3640rpm (ノーマル計測値327.5㎰/6380rpm 45.4㎏-m/3770rpm) カーボンインテークシステム NUR-SPEC カスタムエディションマフラー Tuning ECU パワコン

■AERO SPEED R-CONCEPT フロントリップスポイラー リアディフューザー リアコーナーディフューザー ガーニーフラップ フロントアーチディフューザー

■ホイール ENKEI Racing GTC02 18×9.5J  inset 45 5H-120

■タイヤ DIREZZA ZⅢ 265/35R18


デモカーはB-MCBも装着。モーションコントロールビーム(アイシン製)をブリッツ独自の考えで、フロントは純正ブレースバーに、リアはサスフレーム後部(写真)に追加。「ボディがしまって、安定感が高い。効果が表れている」と木下みつひろ

「+Rモードではサスの動きに尖りがなくて穏やか。コンフォートでは良好な乗り心地を感じた。全般にロールもゆっくりして、ハンドリングがいいね。うまく純正ダンパーと調和していた」(木下みつひろ)


■BLITZ TEL 0422-38-6330 https://www.blitz.co.jp/