帽体からシールド、開閉システムまですべてを一新 安全性をさらに追求

Arai HELMET GPV-R RO 8859 税込み10万7800円

『GPV-R RO 8859』はFIA8859-2024およびSNELL SA 2025に適合するレーシングヘルメット。サイズはXS(54)、S(55-56)、M(57-58)、L(59)、XL(60-61)が設定され、価格は税込み10万7800円。

その最大の特徴はシールドまわり。現行モデルの2輪用に類似した機構から、新機構の『GP-VAS』に進化。

左側のGP-6(現行モデル)に比べ、右側のGPV-R(新型モデル)はシールド取り付け位置が下側に移動している。それにより、衝撃吸収性能が向上。

シールドを閉じた際の最上部も25mm下がることでヘルメット正面に滑らかな面を増やし、帽体とシールドが一体になるようフラッシュサーフェス化。アライが目指す「衝撃をかわす性能」のさらなる追求がなされている。

シールドのロックも従来の左頬部分から顎部分へ移動。救護の際にアクセスしやすいように工夫が凝らされている。帽体はロック機構やダクト部分の最適化により、スムースな形状に。安全性と空力特性の向上に貢献している。

また、それにともない、開口部を下側に8mm拡張。メーター類などの視認性に配慮し、安全性を損なうことなく視界を改善。

HANSデバイスに対応のM6ターミナルも現行型と同じく標準装備。別売のM6アンカーを用いることで、簡単に装着できる。

システム内装に対応 固定式だった頬部パッドも調整可能に

頭部と頬部のパッドのユニット化により、ドライバーに合わせてフィッティングの調整を可能にしたシステム内装。従来はラリー向けのオープンタイプ『GP-J3』のみ対応していて、サーキット向けの『GP-6S』は固定式だった。

GPV-Rはそれに対応したことで、フィッティング性が向上。より細やかに合わせ込むことができ、メンテナンス性も大いに高まった。

内装パッドの改良で給水システムやマイクの装着にも配慮

センターパッド
頬部パッド(マイク装着例)

パッドのユニット化にともない、追加パーツの装着も容易になった。センターパッドは給水システムを加工なしで取り付け可能に。頬部パッドも内部のフォームにマイク取り付け時用の切り欠きを簡単につくることができるよう、加工された状態で出荷される


今回の発表では、GPV-R用オプション各種に加え、カーボンファイバー帽体を採用した『GPV-R RO SRC 8860』およびそのABP(Advanced Ballistic Protection=高度弾道保護)規定対応モデル、カートレース専用の『SKV-R RO 8878』(税込み7万3700円)も披露されている。


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