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今日は何の日?

■3代目MPVにスポーティな特別仕様車を追加

マツダ3代目「MPV」に設定された特別仕様車「Bright Stylish M’s Custom」

2007(平成19)年6月19日、マツダは関連会社マツダE&Tが3代目ミニバン「MPV」をベースに専用の内外装パーツによってカスタマイズした特別仕様車「Bright Stylish M’z Custom」を発売した。特別装備として、エクステリアに専用のエアロパーツおよびメッキパーツを備えるほか、インテリアの一部に黒木目調パネルを採用してスポーティかつスタイリッシュに仕上られた。

マツダ創業70年目に登場したミニバンMPV

1990年1月にデビューしたマツダ初代「MPV」

マツダ創立から70年を迎えた1990年1月、ミニバンのパイオニア的な存在の「MPV」がデビューした。当時のミニバンは、商用車ベースの派生車で、まだ日本でミニバンブームは起こっていなかった。乗用車ベースの7~8人乗車と広い荷室が売りのミニバンは、当時としては希少な存在だった。

マツダ初代「MPV」にフル乗車してみた

MPVは、国内発売の2年前に米国で先行販売されて高い評価を得た後、マツダが自信をもって国内に投入したモデルだった。7人(後に8人)乗員の3列シートは、全席ウォークスルーできる余裕の室内スペースが確保されていた。

パワートレーンは、最高出力155ps/最大トルク23.5kgmを発揮する3.0L V6 SOHCと、4速ATの組み合わせ。駆動方式はFRだが、4WDも追加された。

マツダ初代「MPV」のコクピット、シート

斬新なコンセプトのMPVだったが、米国を意識したシンプルなデザインと実用性を重視した大き目のボディは、北米ほどではないものの日本でも堅調な販売でスタートした。一方で、スタイリッシュなデザインを採用した同年5月にデビューしたトヨタ「エスティマ」や1994年10月のホンダ「オデッセイ」が注目を集め、ミニバンの一大ブームが起こった。しかし、MPVは両モデルの人気には後れを取った。

スポーティなミニバンを目指した3代目MPV

1999年6月にデビューしたマツダ2代目「MPV」
1999年6月にデビューしたマツダ2代目「MPV」
マツダ2代目「MPV」のコクピット、シート

MPVは、1999年6月に初のモデルチェンジで2代目へ移行。2代目は、駆動方式をFFに変更し(後に4WDを追加)、エンジンは2.0L 直4エンジンと2.5L V6エンジンが搭載された。

2006年にデビューしたマツダ3代目「MPV」

そして2006年2月には、3代目に進化した。3代目は、“スポーツカーの発想で、ミニバンを変える”というキャッチコピーで、スタイリッシュなワイド&ローのプロポーションに加え、優れた動力性能やハンドリング性能を持つミニバンとしてライバルたちと差別化を図った。

2006年にデビューしたマツダ3代目「MPV」

先代よりもひとまわり大きくなり、ホイールベースは110mmも延長。また低床化を図り、リアをヒンジドアから両側スライドドアに変更し、広い開口によって乗降性が向上したことも特徴のひとつだ。2列目シートは左右&前後スライド機構はもちろん、オットマンや座面角度調整機構、スイング機構付き大型ヘッドレストなどで構成される“スーパーリラックスシート”が、オプション設定された。

マツダ3代目「MPV」の乗降性

パワートレーンは、最高出力163ps/21.4kgmを発揮する2.3L 直4 DOHC、加えて245ps/35.7kgmを発揮する同インタークーラーターボ仕様の2種エンジンと4速ATの組み合わせ。ターボエンジンにはアクティブマチック付き4速(2ヶ月後に6速追加)ATが組み合わされた。駆動方式は、FFが基本で後に4WDが追加された。

マツダ3代目「MPV」のシートアレンジ

車両価格は、238.0万~310.0万円に設定。下記のカスタマイズカーの「Bright Stylish M’z Custom」のベースとなったのは、2.3Lエンジン搭載の「23C Sporty Package」の4速AT(FF)/6速AT(4WD)で、価格はそれぞれ259.6万円/286.6万円だった。

3代目「MPV」にスポーティな特別仕様車を設定

2007月6月18日に追加されたマツダ3代目MPVの特別仕様車「Bright Stylish M’s Custom」

2007年6月のこの日、マツダの関連会社であるマツダE&Tが開発した、3代目「MPV」に専用の内外装パーツを装備したカスタマイズモデル「Bright Stylish M’z Custom」がデビューした。マツダE&Tは、マツダの特装車の企画開発から製造まで手掛け、ショーカー/コンセプトカーの製作、新車開発における車両設計や外観デザイン、実験も担当する関連会社である。「Bright Stylish M’z Custom」のベース車は、2.3L 直4 DOHCエンジンを搭載した「MPV 23Cスポーティパッケージ」の2WD(4速AT)仕様と4WD(6速AT)仕様である。

マツダ3代目「MPV」に設定された特別仕様車「Bright Stylish M’s Custom」のリアビュー

主要なエクステリアは、開口部が強調されたスポーティなフロントバンパー、リップ形状で車高が低く見えるフロントアンダースポイラー、流れのラインを強調するサイドステップ、リアビューを引き締めるリアアンダースカート、専用アルミホイールなどで、さらにメッキパーツを採用してスポーティかつスタイリッシュなイメージが強調された。

またインテリアでは、スカッフプレート、ATシフトパネル・フロントパワーウインドウスイッチパネル(黒木目調)を採用し、上質感のある仕様となった。

価格は、2WD(4速AT)が287万円、4WD(6速AT)が314万円に設定された。

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MPVは、もともと車高の低いスポーティなミニバンとして登場したが、3代目はさらにワイド&ローのスタイリングとなってスポーティさが強調された。「Bright Stylish M’z Custom」の設定もそんなコンセプトの延長線上にあったのだが、2010年以降ミニバンは実用性に優れた背の高いボクシーなスタイルが人気となったこともあり、MPVは2016年に生産を終えた。
毎日が何かの記念日。今日がなにかの記念日になるかもしれない。

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