YZ250Fは8年ぶりの新型エンジンで全域パワーアップ
2027年モデルのYZ250Fは、「All we make for your FASTER」をコンセプトに全面刷新された249ccエンジンを搭載する。
最大のトピックは、2019年モデル以来となる新作エンジンだ。吸気側を従来のカム直打式からフィンガーフォロワー式ロッカーアームへ変更し、高回転化を実現。圧縮比も13.8から14.1へ高められ、レブリミットは従来比700r/min向上した。
これにより全回転域で出力とトルクを向上。シフトチェンジ回数を減らしながら高い速度域を維持しやすくなり、ライダーの疲労軽減にもつながる。

YZ450F譲りの車体と油圧クラッチを採用
車体には最新YZ450Fと共通のメインフレームを採用した。
前後エンジンブラケットは専用設計とし、外乱に対して穏やかに反応する扱いやすい特性を実現。高い直進安定性とコーナリング性能を両立している。
さらにYZ450Fと同様の油圧クラッチを採用。連続走行時でもミートポイントの変化を抑え、レース中の調整負担を軽減する。
前後サスペンションもYZ450Fと同一コンポーネントをベースにYZ250F専用セッティングを実施。リアサスペンションには新型ベースバルブを採用し、路面追従性を高めた。
リアブレーキはディスク径をφ240mmからφ220mmへ変更し、キャリパーやマスターシリンダーも小型化。システム全体で180gの軽量化を達成するとともに、リニアな制動フィーリングを実現している。
YZ85はパワーバンド拡大でさらに乗りやすく進化

YZ85LWとYZ85は、84cc水冷2ストロークエンジンと車体を細部まで見直した。
吸気系にはMotoTassinari製リードバルブ「VFORCE-4R」を採用。吸気口の拡大や新設計マニフォールド、YPVS特性変更、フライホイールマス増大などを組み合わせることで、全域でのドライバビリティを向上させた。
パワーバンドが広がったことでクラッチ操作やシフトチェンジの回数を減らし、若いライダーでも扱いやすい特性としている。
クラッチは摩擦材変更とジャダースプリング追加を実施。トランスミッションも使用頻度の高い3速・4速ギヤの表面処理を変更し、信頼性を高めた。
フレーム剛性とメンテナンス性も向上

車体ではフロントおよびアンダーエンジンブラケット、リアアームブラケットの形状と板厚を変更。エンジン出力向上に合わせて最適な剛性バランスを確保した。
また、フロントホイールベアリングをオイルシール付きへ変更し防錆性を向上。外装ボルト長を14mmに統一するなど整備性も高めている。
なお2027年モデルはレーシングブルーを基調とした新グラフィックを採用。YZ250FとYZ125には海外ファクトリーマシンをイメージしたMonster Energy Editionも設定される。
予約受付は2026年6月18日から11月29日まで。Monster Energy Editionは8月31日までの期間限定受注となる。
ヤマハ・「YZ250F」

ヤマハ・「YZ85」

ヤマハ・「YZ125」Monster Energy Edition

※画像はCG 合成によるイメージで、国内モデルとカラーおよび仕様が一部異なる場合があります。

ヤマハ・「YZ85」の新フィーチャー

ヤマハ・「YZ250F」/主要諸元

ヤマハ・「YZ85」主要諸元



