
「懐かしいから乗ろうか」から始まった夫婦パッソル生活
現在、オーナー夫妻は白と黄色、それぞれのパッソルを所有している。今回紹介する黄色い車両は旦那さんの愛車だ。
「昔乗っていたわけじゃないんですけど、なんとなく懐かしくて。」
そんな軽い気持ちから始まったパッソル生活だったが、気が付けば夫婦でイベントへ参加するほどの存在になっていたという。

パッソルといえば、昭和の原付カスタム文化を象徴する一台。クレージュタクトや絞りハンドル、ピヨピヨなど、少しヤンチャな遊び方を思い浮かべる人も多いだろう。しかしオーナー自身は「真面目にやってきた結果、ここにたどり着いた」と笑う。その言葉通り、車両全体からは嫌味のない“昭和の遊び心”が漂っていた。
パッソルらしさを残したまま速くする
ジョグエンジンに載せ替える、いわゆるパッジョグ化などを行わず、あえてパッソル純正エンジンを維持。ここにもオーナーの強いこだわりがある。

その代わり、シリンダーとピストンにはパッソルⅡ用を流用。圧縮比を高めることで、排気量を大きく変えずに走行性能を底上げしている。
吸排気系ではハリケーン製チャンバーを装着。セッティングも煮詰められており、「白煙番長」と呼ばれることもあるそうだが、現在はかなり調子が良く、煙も控えめだという。
「速くしたい。でもパッソルのエンジンでやりたい。」
その考え方が、いかにもパッソル好きらしい。

昭和のヤンチャ文化を今も楽しむ
この車両の魅力は、やはり細部に散りばめられた昭和テイストだろう。

絞り加工されたハンドル、自作のピヨピヨ、バスの停車ボタンを流用したホタル、ワンオフ製作のシートなど、当時の原付少年たちが憧れたディテールが満載。それでいて決してやり過ぎておらず、どこか品の良さすら感じる仕上がりだ。

オーナーお気に入りのシートは、鉄板からベースを製作し、自ら形を作って張り替えまで行った自信作。すでに10年近く乗り続けており、そのヤレ感もまた味になっている。
「昭和を楽しむ。」
このパッソルには、その言葉がよく似合っていた。
ディテールチェック









撮影したのはこのEVENT!

「愛知カブミーティング2026」
■日時:2026年6月21日(日)
■開催地:Comas hui(愛知県知多郡南知多町内海)
海を望む南知多のロケーションで開催される人気イベント。全国から集まったカブヌシたちが愛車を並べ、交流やカスタム談義を楽しむ。ノーマル車からハードカスタムまで幅広い車両が集まるのも特徴で、知多半島の景色を楽しみながらツーリング気分も味わえる。会場全体にゆったりとした休日の空気が流れるイベントだ。
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【モトチャンプ】
「日本一美しいロケーションのイベントかも!?」550台のスーパーカブが集結した愛知カブミーティング2026が最高すぎた! | Motor Fan|自動車情報のモーターファン