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今日は何の日?

■スポーティクーペを目指した4代目インテグラ

2001年7月にデビューしたホンダ4代目「インテグラ」

2001(平成13)年7月2日、ホンダは4代目となる「インテグラ」を発売した。4代目は、ボディが3ドアクーペに一本化されスタイリッシュなデザインとなったほか、“走る、曲がる、止まる“の基本性能向上が図られた。また同時に、2代目となる「インテグラ・タイプR」も発売された。

スペシャリティカーとして登場した初代クイントインテグラ

1985年2月にデビューしたホンダ「クイントインテグラ」(初代インテグラ)

初代インテグラの「クイントインテグラ」は、1985年2月にデビューした。そのベースとなった「クイント」は、1980年に誕生したファミリーカーだったが、そのクイントがモデルチェンジした2代目がクイントインテグラ(初代インテグラ)を名乗ったのだ。

1985年2月にデビューしたホンダ「クイントインテグラ」(初代インテグラ)

クイントインテグラは、クイントのファミリーカーから一転、低ボンネットのショートノーズにリトラクタブルライトを装備した3ドアハッチバックのスペシャリティカーに変貌。エンジンは、最高出力115ps/最大トルク13.8kgmを発揮する1.6L 直4 DOHCで、上級グレードにはPGM-FIの電子制御噴射システムを採用し、135ps/15.5kgmと当時クラス最強の出力を誇った。

ホンダ「クイントインテグラ」(初代インテグラ)に搭載された1.6L DOHC 16バルブ+PGM-FIエンジン

初代インテグラのスポーティで流麗なフォルムと爽快な走りは、日本のみならず世界の市場でも高く評価され、国内外で高い人気を獲得した。

VTECエンジンを搭載して大ヒットした2代目インテグラ

1989年4月にモデルチェンジして、クイントの冠をとった2代目「インテグラ」がデビューした。

1989年4月に登場し”カッコインテグラ”のCMとともに大ヒットしたホンダ2代目「インテグラ」

2代目は、リトラクタブルヘッドライトから個性的な横長ワイドのヘッドライトを採用。スポーティなワイド&ローのウェッジシェイプフォルムに、3ドアクーペと4ドアハードトップが設定された。

1989年4月に登場し”カッコインテグラ”のCMとともに大ヒットしたホンダ2代目「インテグラ」

エンジンは、105ps/13.8kgmの1.6L 直4 SOHCのツインキャブ仕様、120ps/14.5kgmの同エンジン電子制御噴射PGM-FI仕様、そして最上級グレードには新開発の160ps/15.5kgmの1.6L 直4 DOHC VTECを搭載。160psを発揮したVTECエンジンは、このクラスのNAで初めてリッター100psを超えたエンジンであり、“エンジンのホンダ”を世界に再認識させた名機となった。

ホンダ2代目「インテグラ」に搭載されたエンジン

また、TVコマーシャルに当時「バック・トゥ・ザ・フューチャー」で人気となったマイケル・J・フォックスを起用し、CM中の“かっこインテグラ”のフレーズとともに、2代目インテグラは爆発的な人気を記録した。

個性的なフロントマスクが話題になるも、すぐに元に戻した3代目

ホンダ3代目「インテグラ

1993年3月(3ドアクーペ)/7月(4ドアハードトップ)にモデルチェンジした3代目インテグラは、さらなるスポーティさをアピールするためにフロントマスクを大胆に変更した。個性的な独立丸型4灯式ヘッドライトに、他にもホイールアーチと面一化したマスキュラーフェンダーやスプリット式リアコンビランプが斬新だった。

ホンダ3代目「インテグラに搭載されたエンジン

パワートレーンは、新開発の180ps/17.8kgmの1.8L 直4 DOHC VTECエンジンを筆頭に、145ps/17.4kgmの1.8L 直4 DOHCと105ps/13.8kgmの1.6L SOHCツインキャブ、120ps/14.5kgmの同PGM-FIエンジンの4種エンジンに、5速MTおよび4速ATの組み合わせ。また、FFと新開発のデュアルポンプ式4WDが用意された。

3代目インテグラは高性能な走りは評価されたが、個性的すぎるマスクに賛否が分かれ、“深海魚みたいでスポーティに見えない…”とのネガティブな意見が散見されたこともあり、2年後の1995年8月のマイナーチェンジで先代のような横長ヘッドライトのマスクに変更された。

ホンダ4代目「インテグラ」に設定されたタイプRとしては2代目となる「インテグラ・タイプR」
ホンダ初代「インテグラ・タイプR」に搭載されたB18C型1.8L 直4 DOHC VTECエンジン

さらにこのタイミングで初代「インテグラ・タイプR」が誕生。パワートレーンは、最高出力200ps/最大トルク18.5kgmを発揮する1.8L 直4 DOHC VTECとクロスレシオの5速MTの組み合わせだった。

ホンダ3代目インテグラMC時に初登場した「インテグラ・タイプR」

クーペに一本化してスポーティさを磨いた4代目

2001年7月にデビューしたホンダ4代目「インテグラ」

2001年7月のこの日、インテグラは4代目にモデルチェンジした。ボディが3ドアクーペに一本化され、スタイリングは空力特性を追求したエアロダナミックなフォルムと、4連複眼ヘッドランプ採用による斬新なフロントマスクが特徴的だった。グレードは、標準仕様「iS」と高性能グレード「タイプR」に整理された。

2001年7月にデビューしたホンダ4代目「インテグラ」

標準グレード「iS」のパワートレーンは、新開発の最高出力160ps/最大トルク19.5kgmの2.0L 直4 DOHC i-VTEC(VTEC+VTC)と5速MTおよび5速ATの組み合わせ。高性能グレード「タイプR」は、専用のチューンナップによって最高出力220ps/最大トルク21kgmまで向上させ、クロスレシオ6速MTと組み合わされた。

ホンダ4代目「インテグラ」に設定されたタイプRとしては2代目となる「インテグラ・タイプR」
ホンダ4代目「インテグラ」搭載のK20A型2.0L DOHC i-VTECエンジン
ホンダ4代目「インテグラ」搭載のK20A型2.0L DOHC i-VTECエンジン

サスペンションは、先代の4輪ダブルウィッシュボーンから、フロントがトーン・コントロール・リンクと呼ばれるストラット式に変更。装備面では、全車にSRSデュアルエアバッグシステムやABSなどが標準装備された。

ホンダ4代目「インテグラ」に設定されたタイプRとしては2代目となる「インテグラ・タイプR」

車両価格は、標準グレードiSが174万円(5速MT)/187万円(5速AT)、タイプRが259万円に設定。走り好きのファンには支持された4代目インテグラだったが、国内でのクーペモデル需要縮小の影響もあって2006年9月に生産を終了した。

ホンダ4代目「インテグラ」のコクピット
ホンダ4代目「インテグラ」のフロントシート

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インテグラは、長く5代目が登場しなかったことから、この4代目が最後のインテグラとされていた。しかし、2022年6月から北米で発売されている5代目インテグラ「アキュラ・インテグラ」を2026年後半に日本へ導入と報道され、多くのファンが歓喜した。具体的な発売日はまだ公表されていないが、期待は膨らむ。
毎日が何かの記念日。今日がなにかの記念日になるかもしれない。

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