エアフレーム採用で設営時間を短縮!スノーピークが提案する新しい車中泊&キャンプスタイル

スノーピークといえば、キャンプやアウトドア好きなら知らない人はいない人気ブランド。そのスノーピークブースで編集部が注目したのが、年内発売予定として展示されていたルーフトップテント「フィールドライズ」だ。
近年はキャンプ人気の高まりとともに、気軽に楽しみたいというニーズも増えている。しかしその一方で、「テントの設営や撤収が大変そう」「道具を一式そろえるハードルが高い」と感じ、キャンプを始める一歩を踏み出せない人も少なくない。そんな課題を解決するために、今年スノーピークが発売したのが、ブランド初となるエアフレームテント「エアロカムラスシェル」。ポールの代わりに空気でフレームを形成することで、設営・撤収を大幅に簡略化し、「もっと気軽にキャンプを楽しんでほしい」という新たな提案を打ち出した。

そして、そのエアフレーム技術をさらに発展させた第2弾モデルが、今回展示されていた「フィールドライズ」だ。エアロカムラスシェルで培った”設営の手軽さ”というコンセプトを受け継ぎながら、ルーフトップテントという新たなカテゴリーへ展開。クルマをベースにしたアウトドアスタイルを、より身近なものにしてくれる一台として注目を集めていた。
会場で担当者に話を聞くと、このモデルはベテランキャンパーだけではなく、「クルマは持っているけれど、本格的なキャンプ道具を一式そろえるのはちょっと……」というユーザーも強く意識して開発したという。必要以上に準備をしなくても、思い立ったらそのままキャンプへ出かけられる。そんな手軽さを目指した一台なのである。
実際に展示車両を見ると、そのコンパクトな収納状態からは想像できないほど室内は広々。大人2人でも就寝できるサイズだが(身長が高い人は難しいかも・・・・)、編集部の印象としては親子2人がゆとりを持って過ごせそうなサイズ感。ルーフトップテントは寝るだけの空間になりがちだが、フィールドライズは左右や後方に大きなメッシュパネルを配置し、風通しの良さにもこだわっている。さらに出入り口には靴の脱ぎ履きがしやすい土間スペースも設けられ、細かな使い勝手にもスノーピークらしい配慮が感じられた。
さらに魅力的だったのが、標準で付属する専用タープ。テントを展開するだけでなく、そのままリビングスペースまで一気に作れるため、到着してすぐにキャンプサイトが完成する。設営に時間を取られず、遊ぶ時間や家族との時間を増やせるという考え方は、多くのアウトドアユーザーに刺さるはずだ。
価格は39万6000円(税込)と決して安くはない。しかし、品質や居住性、そして「誰でも簡単に使える」という安心感まで含めると、スノーピークブランドらしい完成度の高さを感じる一台だった。キャンプの楽しさはそのままに、設営・撤収という負担だけを減らす――。そんな新しいアウトドアスタイルを提案するフィールドライズは、東京アウトドアショー2026でもひときわ存在感を放つアイテムだった。







