JEEP WRANGLER LAREDO

「ラレード」の名が2027年モデルで復活

往年のLaredoは優れた悪路走破性とデザイン性・快適性を高めたモデルとして人気を集めた。
往年のラレードは優れた悪路走破性とデザイン性・快適性を高めたモデルとして人気を集めた。

今回発表された「ジープ ラングラー ラレード」は、ジープブランドが展開する「Twelve 4 Twelve」シリーズの第9弾となる特別仕様モデルである。ラレードという名称は1980年代初頭、ラングラーの前身であるCJシリーズ後期に登場したグレード名に由来する。当時は優れた4WD性能に加え、デザイン性や快適性を高めた仕様として人気を集めた。

その後、1987年にラングラーへモデルチェンジした際も、ラレードは代表的なグレードとして継承され、実用車から「ライフスタイルアイコン」へと進化するジープブランドを象徴する存在となった。今回の新型ラレードは、その歴史的な名称と世界観を現代的に再解釈したモデルとして位置付けられる。

コンセプトを忠実に市販化

コンセプトモデルを忠実に再現した量産モデルのLaredo。
コンセプトモデルを忠実に再現した量産モデルのラレード。

ラングラー ラレードは、2026年の「Easter Jeep Safari」で公開されたコンセプトモデルをベースに開発された。市販モデルでは、コンセプトカーの特徴的なデザインを可能な限り維持しており、ジープによれば、コンセプトモデルの個性をそのままショールームへ持ち込むことを目指したという。

エクステリアは、車名の由来となった国境都市ラレードの力強くたくましい雰囲気から着想を得たデザインを採用している。アースカラーを基調としたカラーリングにクラシックな「ロデオカルチャー」を思わせる意匠を組み合わせ、伝統を感じさせながらも現代的なスタイルへと仕上げた。

足元には、35インチのBFグッドリッチ KO2タイヤとブロンズカラーのビードロック対応ホイールを装着。復活したタンカラーのソフトトップをはじめ、Gobiアクセントグリルや専用ボンネットデカール、ボディサイドデカール、リヤの「4WD」デカールなど、ラレード専用のデザインが随所に盛り込まれている。

また、トウフックや「Jeep」「Trail Rated」のバッジにもブロンズカラーを採用し、統一感のある個性的なスタイリングを演出している。なお、4ドアモデルにはスカイワンタッチパワートップを設定するほか、2ドア、4ドアともにブラックハードトップも選択が可能。さらに、オプションのトレーラーヒッチ装着時には最大3500ポンド(約1600kg)の牽引能力を備える。

ブラウン基調の専用インテリア

インテリアはBison Brownカラーを基調とする。
インテリアはBison Brownカラーを基調とする。

インテリアもラングラー ラレード専用の仕立てとなる。キャビン全体は「Bison Brown」を基調としたカラーリングを採用し、フロントシートにはナッパレザーを使用。Mayan Goldカラーのステッチや、ブラックで統一されたインストルメントパネル、グラブハンドル、ドアアームレスト、センターコンソールによって、機能性と上質感を兼ね備えた空間を演出している。

専用バッジにもこだわり、リヤスイングゲートにはテキサス州ラレードの座標を刻んだプレートを装着。センターコンソールにも専用エンブレムを備え、空調操作部にはカウボーイハットをモチーフとした遊び心のあるデザインを取り入れている。

ジープの伝統を受け継ぐ新たなラングラー

ジープブランドのボブ・ブローダードーフCEOは「ラレードという名前はジープブランドの進化における重要な節目を象徴するもの」と説明。「ラングラー ラレードは、トレイルレイテッド性能を維持しながら、個性的なデザインや上質な素材を組み合わせ、新たな魅力を持つラングラーを目指した」とコメントしている。

ジープラングラーにお得に乗るなら?最新がいい?それともちょい中古?【迷える中古車ノマドへ:20】

クロカンブームを牽引する1台であるジープ「ラングラー」は、同ブランドのアイコン的存在であり、輸入SUVの中でも指折りの人気を誇っている。現行「JL」型は、2018年10月に日本に上陸し、車検3回目(7年目)を迎える個体も増えている。つまり買い時になりつつあるということだ。現行「JL」、先代「JK」を中心に中古車市場の現状を報告する。