派手な顔つきで存在感を主張 ダイナミックシールドを採用

日産が開発を主導し三菱の工場で生産される日産サクラと一卵性のピュアEV軽自動車がこのモデル。

エクステリア

ルーフスポイラーをはじめ、LEDフォグランプ、ブラックホイールアーチ、15インチアルミホイールは「P 」に標準装備。「G」は14インチのスチールホイールが標準となる。最小回転半径は4.8m。

ただし一見ではそうした内情を連想させないほどに印象が異なって感じられるのは、サクラがシンプルでクリーンなフロントマスクを採用するのに対しこちらは〝ダイナミックシールド〞と称する派手な顔つきを用いることに起因していそうだ。

インストルメントパネル

エンジン車のeKクロスと比較すると、7インチ液晶のデジタルメーターとなるのが大きな違い。スイッチ付きのレザーステアリングやオートホールド機能付きEPBなど価格に見合った装備も全車に標準装着されている。

とはいえ、基本的なボディ骨格やランニング・コンポーネンツは共有するため、軽自動車では大勢を占める3395㎜×1475㎜という全長と全幅はもとより1655㎜という全高や2495㎜のホイールベース、前輪を駆動する47kWのモーター最高出力や20kWhという駆動用バッテリーの容量などは両者でピタリ同一。もちろん、WLTCモードで180㎞という一充電の走行距離にも違いは見られない。

居住性

決してスポーティな走りを売り物とするようなモデルではないにもかかわらず、走り始めれば誰もが驚くに違いないのが「圧巻!」と評しても過言ではないその力強い加速感。車両重量は1tを超えるものの、アクセルの踏み込みに即応する加速力はそんなデータを忘れさせる。195Nmの最大トルクがスタート直後から発揮され、ラフなアクセル操作では前輪が悲鳴を上げるほどなのだ。

うれしい装備

シート中央付近のレバーで後席の前後スライドが可能。後席使用時でも実測565㎜まで奥行きを増やせる。
月間販売台数                 87台(25年7月~12月平均値)
現行型発表    22年5月(一部改良 24年5月)
一充電走行距離※WLTCモード電費 180km

ラゲッジルーム

そんな走りがピュアEVならではの高い静粛性のまま展開されることも驚きの印象に拍車を掛ける。足まわりも良く出来ていて、荒れた路面もしなやかにこなしていく様子も「軽自動車離れ」した仕上がりだ。

※本稿は、モーターファン別冊 ニューモデル速報 統括シリーズ Vol.175「2026年 軽自動車のすべて」の再構成です。

「2026年 軽自動車のすべて」モーターファン別冊 統括シリーズVol.175|最強のクルマバイヤーズガイド【モーターファン別冊 ニューモデル速報】公式サイト

モーターファン別冊 統括シリーズ Vol.175「2026年 軽自動車のすべて」/2026年2月28日発売。

http://motorfan-newmodel.com/integration/175/