Ferrari 499P
2027年シーズンに向けて様々な仕様をテスト

2025年シーズンのWECにおいて3勝を挙げたフェラーリは、ドライバーズ選手権とマニュファクチャラーズ選手権のダブルタイトルを獲得。連覇を狙った2026年シーズンだが、ここまでライバルのBMWやトヨタを前に、未だ勝利を記録できていない。
今回、フェラーリは、2027年シーズンを見据えた「499P」のテストを、アウトドローモ・ナツィオナーレ・ディ・モンツァ(モンツァ・サーキット)で実施。持ち込まれた499Pは入念なカモフラージュ偽装が施されているが、前後フェンダーの形状が変更されていることが分かる。
テストには、フェラーリ・AFコルセから499PでWECに参戦する、アントニオ・フォコ、アントニオ・ジョヴィナッツィ、アレッサンドロ・ピエール・グイディ、ミゲル・モリーナの4名が参加。交代で499P改良型のステアリングを握り、周回を重ねている。
開発プログラムでは、多岐にわたる技術的アップデートと、様々な改良が施されたエアロダイナミクスに対する評価・検証が行われる。開発は段階的に進められており、最終的なホモロゲーション取得まで、複数の設計案を比較・検討しながら、異なる仕様をサーキットでテストする計画だ。
富士スピードウェイを含む今シーズン後半戦4戦のうちカタールとバーレーンで予定されていた2戦は、すでにアメリカとイランの紛争により、バルセロナとモンツァで代替開催されることが決定している。果たして挽回なるか?

