3アイテム未装着⇒装着後で走りの違いをチェック

アイテムその1:トーコンロックブッシュ

リアサスペンションのトーコントロール機能を無効化(ロック)。コーナーでトーを安定方向に変化させるブッシュの硬度を高め、動きを抑制。それによりステアリング操作やアクセルコントロールがよりダイレクトかつリニアに感じられるようになる。

マツダ車に多く採用されるトーコントロール機能。これを無効化するブッシュを、RX-7やRX-8に続きNDロードスター用でも、レッグは早期に商品化。スポーツ走行に不可欠な存在。

アイテムその2:フロントリップディフレクター

タイヤの前方に当たる走行風を低減。空気抵抗を抑えるエアロパーツ。走行風を避けることでタイヤの発熱を安定化させる効果もあり。さらに、車体側面の気流を整え、タイヤハウス内の乱流による揚力を抑えるなど、カナード的な役割も期待できる。

材質はカーボン(CFRP)で、レッグモータースポーツのクラブスポーツ・フロントスポイラー装着車専用品。

シンプルな外観を好むカスタマー向けに、リップスポイラーとの一体型ではなく、オプション設定とする。ND2にも問題なく装着できる。

アイテムその3:セミリジットデフマウント

デフを固定するブッシュを強化品にして動きを規制することでトラクション性能を高めるチューニングパーツ。エンジンからの動力を路面にダイレクトに伝え、トルクをより効率よく活かせる。アクセル操作の応答性が高まり、クルマの動きがシャープに。リフレッシュパーツとしても人気。

デフマウントブッシュは負荷が大きく、知らない間に破損していることも多い。とくにアウト側はちぎれやすい。画像のようになる前に交換したい。

レッグモータースポーツのデフマウントブッシュは、セミリジット仕様。完全リジット化を避けることで振動を抑える。軽さにこだわり、センターシャフトのアルミ材で製作。

サーキット走行の楽しさがノーマルとは別次元!
ND2にも「必須パーツ」だったという結論に

NDロードスターは2024年1月の改良以降のモデルをND2と呼ぶ。

そこでのアップデートは『パワステの改良』『走行モードの追加』『L.S.D.の仕様変更』という3点。とくに『走行モードの追加』と『L.S.D.の仕様変更』は、チューニングの必要性や方向性に直結する注目ポイント。それまでND1では必須とされてきたパーツやセッティングが、ND2には合わない場合がある。

レッグモータースポーツが岡山国際サーキットで行ったのは、同社が販売するND用パーツとND2とのマッチング検証だ。

テストを行ったパーツは①トーコンロックブッシュ、②セミリジットデフマウント、③フロントリップディフレクターの3アイテム。①と②は改良による変更点と深く関わるパーツだ。

そのため、倉迫幸生代表は「相性が悪ければ、ND2専用品の開発に早々に着手します」と語っていた。効果を正確につかむため、テストは「未装着」と「装着」を比較する方法で実施された。果たして結果は……。

テスト後、倉迫代表はこう語る。

「パーツの機能は、MC後のND2でもしっかり確認できました。とくにトーコンロックブッシュは効果歴然。リアの動きが明らかによくなり、タイヤのグリップ感や路面状況の変化をリニアに捉えつつアクセル操作ができます。“ロードスターの走りは、やっぱりこうでなくっちゃ”というフィーリング(笑)。

デフマウントも、ダブルヘアピンでのトラクション向上が得られ、そのまま使えそうです。フロントリップディフレクターは、自身の腕では体感できませんでしたが、蘇武喜和プロの評価では、しっかり効果が確認されました。こちらも問題なく使えそうです」とのこと。

蘇武喜和インプレッション:操作性の違いが歴然! 全パーツの効果を体感!

「デフマウントは、走り始めてすぐに変化を実感できました。純正ではデフ玉が動く感覚がありましたが、それが消え、コーナーではリアがトラクションをつかむ感触がリアルに伝わってきます。

エアロパーツの効果を感じられたのは、2コーナーや最終コーナー進入時。舵の入りが明らかによくなりました。トーコンロックブッシュは、すべてのコーナーで純正との差が明確。進入から立ち上がりまで狙いどおりのラインをトレースできます。交換後のほうが断然乗りやすかった」とコメント。


■レッグモータースポーツ

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