個性的すぎるカスタムムーヴは造園業の“宣伝カー”
取材当時、思わず自分の目を疑ったのだが、触ってみるとやはり芝生だった。この“芝ムーヴ”を手入れしたのは兵庫県の「牛尾立正園」という造園業を営んでおられる牛尾さん。※『K-CAR SPECIAL』より抜粋。仕様は当時の取材内容を基に再編集。


積みおろし時の擦れ?を考慮してか、リアバンパーのみは芝を貼らずにしている。意外とこのパートがあるからこそクルマ感があるのかも。
趣味であるホンダ・ウェーブ125(タイカブ)の純正シートに人工芝を張り込んだ際、驚くほどの反響があり「本職の造園業にも良い宣伝になる」と、ムーヴに“芝コーデ”を実施。実際の施工は苦労の連続だったようで、ドア開閉部の造作や、ボンネットをはじめとする曲線部分への貼り込みがかなり難解を極めたそうで、完成するまでに半年以上の時間を費やされた。
ちなみに、この人工芝は毛足が長いうえに柔らかく、見た目・手触りともに天然芝そのもの。当初は看板代わりに展示のみの予定が、周囲から「走らせたほうが宣伝効果がある」と言われて車検に挑戦。芝生のせいで車幅が拡がり普通車登録というからますます面白い。庭師が手掛けたアーシーな一台、他のカスタムとは違う“ユニークさ”が遊び心をくすぐる。


