ファン待望のイベント! モンキーミーティングが3年ぶりに帰ってきた!

新型ウイルス感染拡大を防ぐため、全国各地で開催される予定だったイベントはことごとく中止や延期になってきた。でもワクチン接種が進んだ2022年こそは、各地のイベントが戻ってきそうな予感。というのも感染対策を参加者の意識から高めることで、毎年恒例だった「モンキーミーティング」が帰ってきたのだ!

REPORT●増田 満(MASUDA Mitsuru)
PHOTO●山田俊輔(YAMADA Shunsuke)
コンテストで見事1位に輝いたCB750FOURレプリカ。

前回の開催時にも取材したモンキーティングが3年の歳月を経て戻ってきた。前回の記事ではモンキー125が少数派で旧型の小さなモンキーが歴代揃っていたことが強く印象に残っている。3年経つとどのように参加車が変化するか楽しみに会場へ向かった。会場は前回同様、東京都あきる野市にある東京サマーランド第2駐車場。広大な敷地に小さなモンキーがズラリと並ぶ光景は圧巻の一言。午前9時に参加受付が始まる前から続々と自走してきた参加者や複数台積んできたトランポが駐車場へやってくる。3年ぶりの開催をどれだけ皆が待ち望んでいたかを物語る光景だった。

ところが…、会場の様子を撮影する前に参加車両を撮影していたら天気予報通りに雨が降ってきてしまった。そのため参加者たちが続々と帰り始めてしまい会場に並んだ盛大なモンキーの様子を届けできないことを、まずはお詫びします。

バイクフォーラムのテーマはダックスだった。

ミーティング開会後、午前中は参加者同士の親睦を図る目的からイベントらしいことは特になく、各自さまざまな姿にカスタムされた車両を見て回るようにして過ごされていた。小さなモンキーはオーナー自ら手を加えてカスタムしたりチューニングする楽しみ方が一般的なので、同じカタチをしたモンキーがないのでは?と思えるくらいに見ていて飽きることがない。また初期のリジッドタイプなどはオリジナルに準じてレストアされることが多く、とても50年も前に生産されたとは思えないほどピカピカな姿になっている個体がほとんど。会場を歩いて回ると生産型モンキーの歴史だけでなく、モンキーがどのように楽しまれてきたのかまでを追体験できるよう。前回の記事でも、70年代や80年代に生まれたカスタムパーツを盛り込んだ車両を紹介したが、今回も激レアなカスタム車が何台も見受けられた。

話題沸騰中の新型ダックス125も展示された。

激レアな車両はまたの機会に紹介するつもりだ。今回で第13回目となった2022年のモンキーミーティングでは、ホンダが全面的に協力することで話題沸騰中のニューモデル、新型ダックス125がお披露目された。さらに午前10時からはホンダの最新原付モデル試乗会も開かれ、フロント・ディスクブレーキ化を果たしたスーパーカブ110や新型グロムなどに参加者が試乗できる催しもあった。限られた試乗コースだったが、最新モデルに触れるチャンスとばかり、数多くの参加者が試乗を申し込んでいた。

バイクフォーラムには初代ダックスのデザイナー、森岡賽さんがゲスト参加。

新型ダックス125のお披露目と同時に参加者の楽しみだったのが、バイクフォーラム。毎回ゲストを招いて貴重なお話を聞くことができるチャンスとなっていて、今回は初代ダックスやCB900Fなどのデザインを担当された森岡賽さんがゲストに招かれた。ダックスホンダが生まれた背景やデザインの苦労話など、楽しくも貴重な内容に参加者全員が興味津々といった顔で頷く姿が印象的だった。森岡さんのお話については、また追って記事にする予定なので楽しみにしていただきたい。

記念品が当たるジャンケン大会も開催された。

ランチサービスが行われるお昼前後になると完全な雨模様となり、貴重な旧モデルやカスタム車を持ち込まれた参加者たちが続々と帰ってしまうというハプニングになった。だが、午後1時からのバイクフォーラムに続いて行われたジャンケン大会には、残った参加者たちが全員参加で豪華景品を狙いすます。景品の数が多いので結構な確率でジャンケンに勝ち進めるため、根強い人気の催しでもあるのだ。さらにこの後はコンテスト表彰式へと続く。参加者による人気投票だけでなく協賛企業やゲストからも賞が与えられ、全員の表彰が終わるのは午後3時過ぎ。丸一日をモンキー漬けで楽しめるイベントなのだ。今回参加できなかった人は来年の開催を心待ちにしていただきたい。

著者プロフィール

増田満 近影

増田満

小学生時代にスーパーカーブームが巻き起こり後楽園球場へ足を運んだ世代。大学卒業後は自動車雑誌編集部…