リトルカブ50ベースの三輪トライク、ルーフがスゴい!ゴツい!【HCS】

2022年12月4日(日)にパシフィコ横浜(神奈川県横浜市)で開催された日本最大級のカスタムカー&カスタムバイクイベント「ヨコハマ・ホットロッド・カスタムショー(HCS)」。第30回を迎える同イベントには、ビルダーたちが手掛けたハイレベルな作品が集結。ここでは学生カスタムビルダーが製作した、ホンダ・リトルカブ50をベースにした三輪トライクをご紹介しよう。
REPORT●北 秀昭(KITA Hideaki)
イベント主催:ムーンアイズ https://www.mooneyes.co.jp/

ベース車両:ホンダ リトルカブ50 製作者:Tomo Tune Design

リアの足周りは安価で入手したモンキー用トライクキットをフレームに溶接。スペンションはリジット式。
スプリンガー式のフロントフォークは社外のビラーゴ用を流用。

「The Styx Liner」と名付けられた写真のカスタムは、日本の学生がHCSの出展に向けて製作した三輪トライク。「可能な限りお金をかけない」をコンセプトに作られた同車のベースは、タダで入手した2001年式のホンダ リトルカブ50。

フレームはリトルカブ用のメインフレーム部を延長し、50ccアメリカンのホンダ ジャズ用フレームを組み合わせ、完全オリジナルのカスタムフレームを製作。

フロント部のスプリンガーフォークは社外のビラーゴ用を導入。リアは安価で入手したモンキー用トライクキットをフレームに溶接。リアサスペンションはリジット式としている。

ルーフ部はL型アングルを使用して骨組みを製作し、切り出したアルミ複合板をビス打ち&パテ盛りによって貼り合わせ。シート部はレッドカーペットをイメージし、ゴージャスな雰囲気にカスタマイズ。

エンジンはリトルカブ50ベースの49cc。マフラーはエンド部をスラッシュカットした直管タイプ。
ルーフ部分はL型アングルとアルミ複合版で製作。シート部やルーフの内装はゴージャスな雰囲気を演出。
リアタイヤサイズは28.0/10.0-15。

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