ポルシェ マカン GTSをオヤジふたりで徹底解説!【ウナ丼×GENROQコラボ:Vol.11】

ファミリー向けポルシェ 911? 全方位スキなしのポルシェ マカン GTSはどんなクルマ?【動画】

ポルシェ マカン GTSをオヤジふたりで徹底解説!【ウナ丼×GENROQコラボ:Vol.11】
今回のウナ丼×GENROQのコラボ動画は、ポルシェ マカン GTSを取り上げる。シリーズトップのハイパフォーマンスを解説。
スーパーカー&ハイエンドカーの専門誌『GENROQ』と、大人気クルマ系YouTubeチャンネル『ウナ丼_STRUT_エンスーCARガイド』のコラボ第11弾は、ポルシェ マカン GTSを深掘り。今やすっかりお馴染みになったクーペSUVのスタイルをいち早く採用し、スポーツカー顔負けのパフォーマンスと実用性を兼ね備えた人気モデルを解説する。

Porsche Macan GTS

パフォーマンスと実用性を絶妙にバランス

ポルシェ マカン GTSをオヤジふたりで徹底解説!【ウナ丼×GENROQコラボ:Vol.11】
ポルシェ製SUV「マカン」シリーズの最上位モデルGTS。最高出力440PSのハイパフォーマーを解説する。

数年前、ポルシェは911シリーズやケイマン&ボクスターを一堂に集めた試乗会を開催して「ポルシェはスポーツカーブランドである」と声高に主張したことがある。ある一定上の年齢を経てきたクルマ好きなら「何をいまさら・・・」と思わずにいられないが、世界的に見るとパナメーラやカイエン、マカンなど4ドアモデルがポルシェのブランドイメージに定着し、本来のスポーツカーメーカーであるという認知が薄れてきたことを危惧してのことだったという。

もちろん、ポルシェが築いた現在の成功は、カイエンの大ヒット無くしては語れない。ポルシェのブランドイメージにそぐわないと、カイエンのデビュー当時は賛否両論巻き起こったのは久しいが、SUVの体を成していてもカイエンの根底にはスポーツマインドが込められており、ポルシェを名乗るに相応しいクオリティと高いパフォーマンスを持ち合わせて否定的な意見を一掃した。

ポルシェは、自らのブランドイメージからスポーツが抜け落ちてきているのでは?と危ぶんだかもしれないが、スポーツモデルも輩出する他の総合自動車メーカーと比較すれば、明らかに「ポルシェ=スポーツカー」というイメージは根強く浸透している。それはポルシェ製SUVの第二弾としてリリースされたマカンに乗ってみればよくわかる。しかもシリーズトップのパフォーマンスを誇る「GTS」なら尚更だろう。

最高出力440PSを発揮するV6ツインターボを搭載

ポルシェ マカン GTSをオヤジふたりで徹底解説!【ウナ丼×GENROQコラボ:Vol.11】

全長4726×全幅1927×全高1596mm、ホイールベース2807mmのボディディメンションは、カイエン GTSより約200mm短く、60mm弱スリムで、約80mm背が低い。絶対的なヒエラルキーを堅持するポルシェだけに、カタログデータは同じくカイエン GTS(4.0リッターV8ツインターボ)比で最高出力は20PS、最大トルクは70Nm後塵を拝するものの、マカン GTSの2.9リッターV6ツインターボのパフォーマンスは0-100km/h加速で0.3秒、最高速度は2km/h、それぞれカイエン GTSを上回る。

これだけ見ても、まさにマカン GTSはポルシェのSUVを名乗るに相応しいスペックを与えらたモデルであるのが理解できるが、さらに一般的なSUVに引けを取らないユーティリティも兼ね備えている。ラゲッジ容量は最大1503リットルを確保するなど見た目以上の積載性をもち、サラウンドビュー機能付きパークアシストやオンラインナビゲーションなどユーザーフレンドリーな装備を完備。胸のすくドライブから街中ショッピングのアシとしてまで、オールマイティな性格を誇るモデルへと仕上げられている。

ポルシェが絶対の自信をもって送り出してきたマカン GTSを前にして、スポーツカー好きのオヤジはどのようなジャッジを降すのか? 毎度の茶番劇を繰り広げながらマカン GTSを深掘りする動画は、『GENROQ Webチャンネル』と『ウナ丼STRUTエンスーCARガイド』で同時公開。どちらから視聴するかはお好み次第ですが、2本とも見ることでポルシェ マカン GTSへの理解はより一層深まること請け合いです。

ウナ丼×GENROQコラボ動画の第11弾、ディティール編はこちら!

ウナ丼×GENROQコラボ動画の第11弾、走行編はこちら!

PPEは現在タイカンが実現する270kWよりも高い充電能力を発揮し、理想的な状況下では5%から80%まで25分以内に充電できるという。

次期型ポルシェ マカンが採用する新プラットフォーム「PPE」が実現する性能とは?

次期型のマカンがBEVになるというニュースは、守旧派のポルシェファンに衝撃をもたらした。しかし、その懸念に応えるように従来のプラットフォームを単に電動化対応にするだけでなく、ポルシェらしさがふんだんに盛り込まれたという。ポルシェが開催した電動化ワークショップ「NEXT LEVEL E-PERFORMANCE」でBEV専用プラットフォーム「PPE」を取材した。

キーワードで検索する

著者プロフィール

ゲンロクWeb編集部 近影

ゲンロクWeb編集部

スーパーカー&ラグジュアリーマガジン『GENROQ』のウェブ版ということで、本誌の流れを汲みつつも、若干…