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BMW M2 CS
アグレッシブな印象のリップスポイラー
新型「M2 CS」はワイドなタイヤを履き、標準のM2よりもローダウンされているのが分かる。スタイリングの違いは、カモフラージによって判別が難しい。フロントエンドは通常のM2とほぼ同じように見えるが、アグレッシブなリップスポイラーを備えている。後部の一体型リヤスポイラーも形状に変更が加えられている印象を受ける。
インテリアを見ることはできなかったが、大きな変更はないだろう。現行のM2には最新のBMWカーブド・ディスプレイが装備されており、このM2 CSも同じ仕様でデビューするだろう。
最高出力は500PSを越える?
M2のホットバージョンであるM2 CSに搭載されるS58型3.0リッター直列6気筒ツインターボエンジンは、少なくとも500PSを発生するだろう。M3をも上回る520PSという噂もある。なお、標準仕様のM2は、最高出力が460PSに設定されている。
M2 CSは、カーボンファイバー素材を使用したパーツの追加採用で軽量化を図ることでも、全体的なパフォーマンスを向上させるようだ。M2の最高速度は285km/h(Mドライバーズパッケージ装着時)だが、CSではトップスピードの向上も図られるかもしれない。
トランスミッションはオートマチックのみ?
標準仕様のM2のトランスミッションには6速MTと8速ATが用意されているが、M2 CSは2ペダルのみになると言われている。M2の場合、0-60m/h加速がMTでは4.1秒かかるのに対し、ATでは3.9秒とされており、この判断は理にかなったものと言える。M2 CSでは、出力向上によってさらにタイムが短縮されるだろう。
デビュー時期は不明だが、2024年の後半に2025年モデルとして発表されると予想する。