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Lotus Chapman Bespoke
世界に1台のロータスを作り出すサービス
ロータスは、世界中のカスタマーから要望の多かったオーダーメイドサービス、「ロータス・チャップマン・ビスポーク」の導入を発表した。このサービスは、専用バッジやトリムといったディテールから、ワンオフモデルの製作まで、独自のカスタマイズを行うことができる。ロータス・チャップマン・ビスポークは、2024年4月25日から中国でスタートし、今後数ヵ月以内に世界中で展開される予定だ。
コーリンとヘイゼルの子息でクラシック・チーム・ロータスのディレクターを務めるクライブ・チャップマンは、次のようにコメントを寄せた。
「私の両親は、並外れた冒険を分かち合ったふたりでした。 彼らのダイナミックな個性が、ドライバーに楽しんでもらえる革新的なデザインを生み出したのです。今回、ロータス・チャップマン・ビスポークを利用することで、自分たちだけの革新的な“創造“を楽しむことができるようになりました」
3つのオーダーメイドレベルを展開
ロータス・チャップマン・ビスポークのネーミングは、1948年に英国ロンドンで事業を立ち上げたロータスの創設者、コーリン&ヘイゼル・チャップマンに敬意を表して採用された。彼らは時代を代表する革新者であり、現在のモータースポーツシーンで見られるデザイン、テクノロジー、イノベーションの多くは、コーリン・チャップマンによって開発された。
ロータス・チャップマン・ビスポークでは、パーソナライゼーションとカスタマイズを、3つのレベルからチョイスすることができる。
「テーラーメイド(Tailor-made)」は、豊富なカラーとデザインの中から、自分だけの組み合わせの1台を作り出すことができる。「コレクション(Collection)」は、パートナー企業やアーティスト、ラグジュアリーブランドとのコラボレーションによる限定デザインからチョイスすることが可能。「ワンオフ(One-off)」は、その名のとおり、自分だけのロータスが製作される。
ロータス・グループのVPデザインを担当するベン・ペインは、「私たちのお客様の多くは、オーダーメイドの経験を求めています。カラー、素材の質感、ファブリック、ディテールなど、その可能性は多岐にわたります。私たちは、彼らの個性が世界中のロータスへと刻まれることを楽しみにしています」と説明を加えた。