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Koenigsegg GEMERA
ケーニグセグの日本における販売を強化
「BINGO SPORTS(ビンゴスポーツ)」ブランドで海外輸入車販売事業を手がけるBHJと、BINGO SPORTSは2020年12月8日、海外ハイパーカーを軸とした自動車輸入事業の刷新を図ることを発表した。
同社は2012年から8年間継続したパガーニ・アウトモビリ社との日本国内での車輌販売権の契約満了を契機に、国内販売を終了。新たなステージへの進出として、スウェーデンのメガ/ハイパーカーメーカー「ケーニグセグ・オートモーティブ(Koenigsegg Automotive)」社の国内事業をより発展させていくべく、従来の日本法人ケーニグセグ・ジャパンの組織を改編。「ケーニグセグ・ビンゴスポーツ(Koenigsegg BINGO SPORTS)」としてスタートし、ケーニグセグ・ブランドのシェア拡大を目指して、これまで以上に強力な体制での事業展開を推進していく。
モビリティを取り巻く時代の趨勢が、従来の化石燃料主体のガソリンエンジンを軸としたものから、環境配慮型のハイブリッドカーやEV、さらには自動運転といった技術の革新へと社会全体で推移するなか、BINGO SPORTS/BH AUCTIONも新しい時代のステージへと歩みを進めるため、次世代ハイパーカーの分野を軸に事業展開を再構築していくことになる。
パガーニの日本における契約が終了
今回、2012年12月から続くいてきたイタリアのパガーニ・アウトモビリ社との契約が、2020年12月2日をもって満了。BINGO SPORTS/BH AUCTIONでは「パガーニ・ジャパン」として、その間に13台のパガーニ車両を販売している。
さらにゾンダをベースとした「ゾンダ ZOZO」や「ゾンダ希竜」といったワンオフのスペシャルモデルをプロデュース。サーキット専用車両「ゾンダ Revolution」は、BH AUCITIONが冠スポンサーを務めた「SUZUKA10H」や「SUPER GT×DTM 特別交流戦」など、国際格式レースイベントにおいてデモンストレーションランを披露している。
BINGO SPORTS/BH AUCTIONの武井真司代表取締役は、パガーニについて以下のようにコメントした。
「約8年間続いた、パガーニ・アウトモビリ社とのパートナーシップを通じて、これまでになかった性能、そして従来のクルマの価値そのものを超越した、唯一無二の存在のブランディング全般に携わることができました。世界でもいち早くハイパーカーという新たなカテゴリーを築く一助になれたことに、深く感謝するとともに、パガーニ社のますますの発展を祈念いたします」
ケーニグセグ・ビンゴスポーツの新CEOに七五三木敏幸氏が就任
BINGO SPORTS/BH AUCTION は、スウェーデン・エンゲルホルムに本社を置くメガ/ハイパーカーメーカーの「ケーニグセグ・オートモーティブ」とのパートナーシップを強化する。
2016年に設立したケーニグセグ・ジャパンを組織変更し、「ケーニグセグ・ビンゴスポーツ」を設立。新会社のCEOには、ポルシェジャパン社長などを歴任した七五三木敏幸(しめぎとしゆき)を迎え、日本国内におけるさらなる販売網の確立を進めていく。
ケーニグセグは、1994年にクリスティアン・フォン・ケーニグセグによって設立。2005年に発売された「CCR」は最高速度395km/hを記録し、プロダクションカーとして当時の世界最速記録を樹立した。
その後も「アゲーラ」や「レゲーラ」などの後継モデルに技術を継承。ケーニグセグが創業20周年を記念した「One:1」は、1メガワットに相当する1340psを超える、最高出力1360psをプロダクションカーとして世界ではじめて達成した。ケーニグセグ・ビンゴスポーツの前身であるケーニグセグ・ジャパンは、日本限定の「アゲーラ RSR」をはじめ、まもなく日本市場でのデリバリーが始まる「レゲーラ」などの販売実績を持っている。
ケーニグセグ・ビンゴスポーツの新CEOに就任した七五三木敏幸は、次のようにコメントした。
「ケーニグセグはこれまで次々と革新的ファクトを築き、絶え間ないチャレンジを続けてきました。私は今、ケーニグセグという存在に携われる事実に、とてもワクワクした想いを抱いています。何より、強い期待感と自信に満ちあふれています。我々の新たなチャレンジに皆様どうぞご期待ください」