最高級レザーで仕立てられたヒストリックEV

レザーインテリアの老舗「ブリッジ・オブ・ワイル」、エバラティの電動「ランドローバー シリーズIIA」を彩る

エバラティが製作した電動「ランドローバー シリーズIIA」、ハンプトンコートのブリッジ・オブ・ワイル・ブースで公開
エバラティ ランドローバー シリーズIIAのフロントスタイル
世界の高級車ブランドにレザー製品を供給する「ブリッジ・オブ・ワイル(Bridge of Weir)」社は、2021年のハンプトンコート・コンクールデレガンスにおいて、電動仕様に改造された「ランドローバー シリーズIIA」を公開した。

Everrati Electric Land Rover Series IIA

ヒストリックEVのエキスパート「エバラティ」

エバラティが製作した電動「ランドローバー シリーズIIA」、ハンプトンコートのブリッジ・オブ・ワイル・ブースで公開
今回、ハンプトンコート・コンクールデレガンスに向けて、エバラティはランドローバー シリーズIIAをベースにEV仕様を製作した。

ブリッジ・オブ・ワイルは、9月3日から5日までハンプトンコートで行われたコンクールデレガンスのために、特別なゼロエミッション・ヒストリックカーを持ち込んだ。

フルレストアされ、新たに電動パワートレインが搭載されたランドローバー シリーズIIAを手掛けたのは、2019年に英国オックスフォードシャーを拠点に設立されたエバラティ・オートモーティブ・リミテッド(エバラティ)。ポルシェなどのヒストリックカーをベースに最新の電動パワートレインを搭載し、リエンジニアリングするスタートアップ企業となる。

エバラティの創設者ジャスティン・ラニーCEOは、電動仕様のランドローバー シリーズIIAについて次のようにコメントした。

「私たちの使命は、アイコンとしての魂を持ち、最先端で魅力的、それでいて持続可能なクルマを送り出すことにあります。そのためにはディテールへのこだわりと技術的な熟練度が求められ、専門的な技術を持ったパートナーが必要不可欠です」

「この伝説的なシリーズIIAのEVバージョンのインテリアには、やはりブリッジ・オブ・ワイルのレザーが必要不可欠でした。ブリッジ・オブ・ワイルのレザーは最高品質であるだけでなく、自動車用レザーとしては世界で最もカーボンフリーに対応したレザーです。エバラティが掲げるサステナビリティ精神を体現する意味でも、当然のチョイスだったと言えるでしょう」

美しい色合いと柔らかさを持つブリッジ・オブ・ワイル

エバラティが製作した電動「ランドローバー シリーズIIA」、ハンプトンコートのブリッジ・オブ・ワイル・ブースで公開
ランドローバー シリーズIIAのインテリアには、ブリッジ・オブ・ワイルが手掛けた美しいチェスナット・オートモーティブ・ナッパ・レザーが採用された。

ハンプトンコートで公開された電動仕様のランドローバー シリーズIIAは、ヒーター付きのフロントシートからリヤベンチまで、ブリッジ・オブ・ワイル製レザーを採用。くすんだグリーンのボディカラーに、美しい色合いを持つ「チェスナット・オートモーティブ・ナッパ」が組み合わせられた。

このレザーは、地元の最高級ハイランド・ヘリテージ・ブリードから調達され、最高級品質を持つOXハイドのみを使用。レザー本来の自然な柔らかさと美しさを保ちながら、現代の厳しい環境基準を満たすように製造されている。

今回のハンプトンコートにおいて、ブリッジ・オブ・ワイルは自社ブースにランドローバー シリーズIIAを展示。マクラーレン スピードテール、レンジローバー SV オートバイオグラフィー アルティメット エディション、アストンマーティン DBX、ジャガー XK120、ポルシェ 356Cらといった錚々たる名車たちと共に、会場に集まったエンスージアストから注目を集めていた。

高品質かつ持続可能性をも追求したレザー

エバラティが製作した電動「ランドローバー シリーズIIA」、ハンプトンコートのブリッジ・オブ・ワイル・ブースで公開
1世紀にわたって、スコットランドを拠点に、自動車業界にレザーを供給してきたブリッジ・オブ・ワイル。自動車業界に向けて、二酸化炭素排出量の少ないレザーを製造していることでも知られている。

ブリッジ・オブ・ワイルは、T型フォードから超音速旅客機コンコルドまで、世界中のあらゆる乗り物に高品質レザーを供給してきた。現在も、アストンマーティン、フォード、ジャガー ランドローバー、ロータス、マクラーレン、ボルボといった、世界有数の自動車メーカーが顧客リストに名を連ねている。

ブリッジ・オブ・ワイルのレザーは、スコットランドにおける主要な輸出品として定着し、現在では製品の90%以上が世界30ヵ国に向けて輸出している。また、自動車業界において最も二酸化炭素排出量の少ないレザーを製造していることでも知られている。

ブリッジ・オブ・ワイルのディレクター、ジェイミー・デイビッドソンは、最新の電動パワートレインと高品質レザーの組み合わせについて、次のようにコメントしている。

「エバラティによって製造されたランドローバー シリーズIIAの電動バージョンを、ハンプトンコート・コンクールデレガンスで公開できたことを嬉しく思います。ブリッジ・オブ・ワイルは、1世紀以上にわたって自動車業界向けに最高級のレザーを製造してきました。私たちにとってイノベーションこそがビジネスの中心となっており、持続可能性と高品質は密接に結びついています」

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