【スクープ!】エンジンを搭載する最後の「フォルクスワーゲン ゴルフ」?

【スクープ!】改良新型で2.0リッターターボ復活に期待?「フォルクスワーゲン ゴルフ」はわずかにエクステリアの変更も

スリムな形状になってシャープな印象のヘッドライト。
スリムな形状になってシャープな印象のヘッドライト。
現在8代目となる「フォルクスワーゲン ゴルフ」のマイナーチェンジが近いようだ。ほとんどカモフラージュのないテスト車両が、オーストリアで目撃された。エンジンを搭載した最後のゴルフとなりそうだが、ホットバージョンの復活がありそうだ。

VOLKSWAGEN GOLF

エクステリアの変更は小規模

リアはバンパーとテールライトの意匠が変更される。

ゴルフのマイナーチェンジが近々発表されそうだ。カモフラージュを最小限に抑えたプロトタイプがオーストリアで目撃された。フロントは、バンパーとグリルに小変更が施されているほか、ヘッドライトユニットもスリムな形状に変更されているようだ。リアは、バンパーのデザインとテールライト内部のグラフィックが変更される模様だ。

「ID.7」と同様の大型モニターを採用?

エクステリアの変更は僅かだが、インテリアはアップデートが図られそうだ。

エクステリアの変更が小規模な印象を受ける一方、インテリアはインフォテインメント・システム用のタッチスクリーンが大幅に拡大されるだろう。残念ながら車内を写した写真は入手できなかったが、電気自動車の「ID.7」に搭載されている15インチのユニットと同様のモニターが採用されると思われる。

下位グレードには、「ID.3」の12インチスクリーンが搭載されるかもしれない。現行モデルのモニターが10インチディスプレイであることを考えれば、大きなアップデートと言えるだろう。

エンジンを載せた最後のゴルフとなるか

今回のマイナーチェンジでGTIとRに2.0 TSIが復活?

VWは、2033年からEVのみを生産する。今回のマイナーチェンジモデルがエンジン(ICE)を搭載した最後のゴルフとなる可能性が高く、ボンネットの下にサプライズはないだろう。マイルドハイブリッド技術を採用した1.5 TSI Evo直列4気筒ガソリンターボエンジンのアップデート版をメインに、エントリーモデルの1.0 eTSIも環境性能向上のために改良が施される可能性はある。

ディーゼルの廃止を前に、2.0 TDIが最後に登場をするかどうかは分かっていない。2.0 TSIはGTIとRグレードで復活することは間違いなく、電動化も行われるかもしれない。

今回乗った3台は、それぞれキャラクターも価格も被らずに見事に分かれていた。いずれも魅力的なクルマ達ばかりだった。

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