2.4L直列4気筒ディーゼルターボが有力視されるほか、電動化モデルの投入にも期待
三菱自動車は、2026年秋に世界初公開を予定する新型「パジェロ」の新たなティザー画像を公開した。今回初めてインテリアの一部が明らかとなり、歴代パジェロの象徴ともいえる「3連メーターポッド」が、最新のデジタルディスプレイとして復活することが判明した。

これまで公開されていたティザーでは、縦型LEDシグネチャーと左右をつなぐライトバーを採用したフロントフェイスが注目を集めていたが、今回はコックピットにスポットが当てられている。

公開された画像には、高度やロール角、ピッチ角を表示する3連レイアウトを採用。初代から3代目まで設定されていたアナログ式の高度計や傾斜計を、最新のデジタル技術で現代風に再解釈したデザインとなっている。
パジェロといえば、悪路走破性を視覚的に把握できる3連メーターポッドが長年のアイコンだった。今回のティザーは、その伝統を継承しながら、デジタルコックピットへ進化させることを示したものと言えるだろう。
新型トライトン譲りのインテリアを大胆予想
ティザーではメーター表示の一部しか公開されていないが、新型パジェロでは新型トライトンをベースに、さらに上質で機能的なインテリアが採用される可能性が高い。
そこでスクープ班では、公開されたティザー画像をもとに、新型パジェロのインテリアを予想CGとして制作した。
予想CGでは、新型トライトンをベースに水平基調のダッシュボードを採用し、中央には12.3インチ級の大型インフォテインメントディスプレイを配置。メーターはフルデジタル液晶とし、ティザーで公開された高度計、ロール角、ピッチ角を3連レイアウトで表示するデザインとした。
さらにセンターコンソールには電子シフトレバーやS-AWCセレクターを配置し、本格クロスカントリーSUVらしい操作性と、フラッグシップSUVにふさわしいプレミアム感を両立させている。もちろん予想CGではあるが、三菱が公開したティザーや近年のデザインの流れを踏まえれば、こうしたレイアウトで登場しても不思議ではないだろう。
ラダーフレーム採用でランドクルーザーに挑む
エクステリアでは、公開済みのティザーやプロトタイプから、縦型LEDシグネチャーと左右を結ぶライトバーを組み合わせた新世代デザインを採用する見込みだ。スクエアなホイールアーチや厚みのあるCピラーなど、本格クロスカントリーSUVらしい力強いシルエットも確認されている。
プラットフォームには、新型トライトンと基本設計を共有するラダーフレームを採用するとみられる。一方、キャビンやサスペンションはパジェロ専用に開発され、悪路走破性だけでなくオンロードでの快適性も高められるという。
パワートレーンは2.4L直列4気筒ディーゼルターボが有力視されるほか、電動化モデルの投入にも期待が集まる。三菱は今後6年間でHEVとPHEVをそれぞれ5車種投入する計画を掲げており、新型パジェロもその中核モデルを担う可能性がある。
歴代パジェロの伝統を受け継ぐ3連メーターポッドの復活は、単なるデザインの継承ではない。デジタル技術と本格オフロード性能を融合した新世代SUVとして、ランドクルーザーシリーズに挑む三菱の本気が、このティザーからも伝わってくる。













