目次
Renault Twingo by Sabine Marcelis
ルノーをテーマにしたアート作品第3弾
ルノーは、初代トゥインゴのデビュー30周年を記念し、オランダ出身のデザイナー兼、現代アーティストのサビーヌ・マルセリスとのコラボレーションを発表。その独特のフォルムから今でも高い人気を集める初代トゥインゴのアーティスティックな再解釈を行なった。
サビーヌ・マルセリスは「ELLE DECO インターナショナル・デザイナー・オブ・ザ・イヤー」の受賞経験を持ち、IKEAやステラ・マッカートニー、セリーヌなどの有名ブランドと様々なコラボレーションを展開する、人気アーティスト。
ルノー 4誕生60周年を記念した「スイート N°4(マチュー・レーヌール)」、ルノー5誕生50周年を記念した「R5 ディアマン(ピエール・ゴナロン)」に続き、ルノーはサビーヌ・マルセリスに初代トゥインゴをテーマにしたアート作品の制作を依頼した。
初めてクルマをデザインしたサビーヌ・マルセリス
サビーヌ・マルセリスの作品は、ピュアでエレガントなフォルムがその特徴。これまで光との調和を重視し、そして素材が持つ可能性の限界を押し広げてきた。今回のプロジェクトでは、初代トゥインゴが持つその特徴に立ち返ったという。彼女は象徴的なシングルボリュームのシルエット、特徴的なヘッドライト、驚異的な空間を持つモジュール式インテリアなど、詳細な調査を行った。
カラーと素材の相互作用に細心の注意が払われ、印象的なアート作品が完成。これまでに誰も見たことのないトゥインゴでありながら、同時に30年を経たアイコニックなトゥインゴの本質を少しも失っていない。サビーヌ・マルセリスは、今回の制作過程について次のようにコメントした。
「ルノーとのコラボレーションは、初代のデビュー30周年を記念し、トゥインゴを再解釈してみないかという誘いから始まりました。私にとって素晴らしい経験になりました。私はこれまでクルマをデザインしたことがありません。しかも、トゥインゴのようにアイコニックで、高い人気を持つクルマがテーマですから、プロジェクトの規模を考えると、本当にチャレンジングだったと思います。革新的で皆さんの記憶に残る1台を創り出したかったのです」