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RACING SHOE5
5ターボをイメージした5つのモデル

ルノーは2022年後半、ルノー5のデビュー50周年と、2024年にBEVとして復活を果たす新型「サンク」を記念し、1972台限定のNFTコレクション「genR5」を発売。このデジタルモデルカーの成功を受けて、ルノー5ターボにインスパイアされたスニーカー「RACING SHOE5」を、960足限定で発売することになった。
この貴重な限定コレクションは、ルノー初の3Dバーチャルショップ「R3NLT」で販売。サイト内のアバターを選択することで、ルノー5ターボのカラーを纏った「RACING SHOE5」をチェックすることができる。今回、5ターボの最高出力160PSに絡めて、各モデルが160足ずつ販売される。
スニーカーに組み込まれたNFCチップ

「RACING SHOE5」は、5ターボからインスピレーションを得た5モデルと、ショーカーである「R5 ターボ 3E」へのオマージュとしてデザインされた1モデル、合計6モデルを展開。ルノーは、アイコニックな5ターボの特徴をスニーカーで表現しており、踵の傾斜は5のボディスタイルから、インソールは内装をイメージしており、シューレースはシートベルトを模しているという。
スニーカー本体はLWG(レザー・ウォーキング・グループ)認定のリアルレザーを使用。265ユーロのNFTバージョンを購入すると、1足ずつシリアルナンバーが入った、世界にたったひとつのスニーカーが製作される。
ルノーは、NFC(近距離無線通信)チップを、シューズへと組み込んでおり、スニーカーの持ち主はこのチップをスキャンすることで、NFT形式のシューズの鑑定書(デジタルパスポート)へとアクセスすることが可能。このデジタルパスポートには、シューズの主要な情報(素材、製造のトレーサビリティなど)が含まれており、このデータはブロックチェーンへと記録されている。
「RACING SHOE5」の購入者は、特別なスニーカーと没入感のある3D体験を楽しめるだけでなく、ルノーのR&Dセンターにおいて、ルノーのデザイナーとのスペシャルミーティングを購入特典として用意。また、カスタマイズ可能な限定マーチャンダイジングも提供される予定となっている。
【関連リンク】
・R3NLT公式サイト