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「至高のエンジン」ボクサー6を全身で味わえる「ホンダ ゴールドウイング」が欲しくなるコラム
「至高のエンジン」ボクサー6を全身で味わえる「ホンダ ゴールドウイング」が欲しくなるコラム | 2枚目の写真(全5枚)
1988年の4代目でボクサー6へと進化した「ホンダ ゴールドウイング」。2017年に6代目となって2023年現在に至るまで、ボクサー6を搭載し続けている。ホンダの最上級ツアラーとして、世界中のライダーから羨望の眼差しを向けられるモデルである。
初代911(901型)。排気量1991ccの空冷水平対向6気筒OHVエンジンを後輪車軸より後方に搭載する。このボクサー6+リヤエンジンの組み合わせは、2023年の現在まで911シリーズに引き継がれている。
2023年式の911カレラ(8代目、992型)。スタンダードな911は排気量2981ccの水冷水平対向6気筒DOHCエンジンを搭載。初代のスタイルイメージが引き継がれ、スポーティに洗練されている。
2023年式のゴールドウイング ツアー。排気量1833ccの水冷水平対向6気筒OHC4バルブエンジンを搭載する。トランスミッションは7速DCTのみで、オーディオシステムやグリップヒーター、シートヒーターなどの快適装備も充実。シーン別ライディングモードやそれに連動するトルクコントロール、電動アジャストサスペンションやABSシステムに加え二輪用エアバッグを採用するなど先進の安全装備も盛り込まれている。
6代目ゴールドウイング(SC79型)のボクサー6エンジン。従来モデルのエンジンより排気量で1ccアップしながら小型軽量化。その上で最高出力は126PS/5500rpmと20PSアップ、最大トルクは17.3kgm/4500rpmと0.9kgm向上した。また縦置きエンジンのバイクは、アクセルオンの際にクランクシャフトのトルク反力を受け車体が左右どちらかに傾けるトルクリアクションが起こる。ホンダの縦置きエンジンには初代ゴールドウイングの頃からトルク反力を打ち消すバランサーを備えているため、左右のコーナリングに違和感を覚えることはない。バランサーを備えない縦置きエンジンを搭載するバイクは、ブリッピングするだけで車体が左右に傾き、左右のコーナリング感覚が異なる。クルマでもブリッピングするとクランクシャフトを軸にエンジンが傾くのを観察できる。大排気量の縦置きエンジンだと、クルマでもトルクリアクションでマシンが揺れる。
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