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Volvo EM90
6人のパッセンジャーに用意された最高の空間
ボルボ EM90は、ゆったりとした室内幅と足元のスペースを実現。多彩な高級マテリアル、無重力クッションを備えたラグジュアリーなラウンジシート、上空を楽しめる大型パノラミックサンルーフ、スカンジナビアン・デザインによる美しいディテールなどが一体となり、移動中も心地よく過ごせる空間を作り出している。
6人乗りとして開発されたEM90は、すべてのパッセンジャーに自分だけのパーソナルスペースを提供。それぞれのシートに個人用エンターテインメントが用意されており、アームレストと天然ウッドに備え付けられたタッチスクリーンによって操作できる。
2列目には専用設計されたラウンジシートを配置。マッサージ機能、ベンチレーション機能、シートヒーター、ビルトインテーブルやカップホルダーなど、様々なアメニティが採用された。このラウンジシートは、高密度ダンピング層を含む7層構造となり、厚さ120mmを超える無重力クッションを導入。快適性とサポート性を両立した。また、スライド式リヤドアとロングスライド式2列目シートにより、3列目へアクセスも容易になっている。
ボルボの上海のデザインスタジオにおいてデザイン責任者を務めるソフィー・リーは、EM90のインテリアについて次のように説明する。
「EM90をデザインする際、私たちはそれぞれの人に合った快適さと、スタイリッシュでエレガントに旅ができる空間を作ることに重点を置きました。仕事で移動する際も、家族と旅行する時にも、どちらにも適したクルマとしたかったのです。これはデザインチーム全体にとって、エキサイティングな課題となりました」
上質なスカンジナビアン・デザイン
ギヤシフターに使用されている「Orrefors」クリスタルをはじめ、ダッシュボード、ドア、フロントシート背面のバックライト付きバーチウッド・デコパネルなど、EM90には上質なスカンジナビアン・デザインがふんだんに導入された。
キャビン全体を覆うパノラミックサンルーフは、カーテンと複数のアンビエントライトにより、北欧の雰囲気を室内へともたらしてくれる。オーロラを再現した設定から、スウェーデンの森や夏至の夜明けを想起させるテーマまで、お好みのスカンジナビア体験を選ぶことが可能だという。
シート表皮やデコパターンは、スカンジナビアの自然と、アジアのアートの両方からインスピレーションを得て、モダンで洗練されたデザインを実現。シート表皮の模様は霧に包まれた山々をイメージしており、バックライトのウッドパネルは竹林から差し込む光線の美しさを映し出している。
「EM90のインテリアは、スカンジナビアとアジアからインスピレーションを得たもので、私たちを取り巻く雄大な自然の美しさを反映し、お客様の心に響く仕様となっています。どのインテリアルームを選んで頂いても、ボルボのモダンなデザインを反映した、プレミアムでスタイリッシュ、そして落ち着きのあるインテリアの中で旅をすることができるでしょう」と、ソフィー・リーは付け加えた。
ボルボ EM90はまず中国市場に導入。中国における予約注文は、2023年11月12日のワールドプレミア直後から開始される。