2022年、ベントレーが過去最多「15,000台」超えの納車を達成!売上には「ベンテイガ」や「フライングスパー・ハイブリッド」が大きく貢献!

英国ベントレーは、2022年に納車された総販売台数が15,174台であることを発表した。ベントレーの年間販売台数が15,000台を超えることは初めてのことであり、前年比 4%の売上台数を記録した。アメリカ大陸、ヨーロッパ、アジア太平洋では過去最高の業績を達成しており、ラグジュアリーSUVモデル「ベンテイガ」は、ハイブリッドとエクステンドホイールベース(EWB)モデルの受注が好調に推移し、販売台数第1位を維持している。ベントレーは、2030年に掲げる電動化戦略「Beyond 100」のもと、順調にその駒を進めている。

ベントレーが、2022年の総販売台数が15,174台であることを発表した。この数値は、過去最高記録であった2021年の14,659台を500台強上回っており、ベントレーとして初めて年間15,000台の販売を達成した。この大きな成果は、2030年までに完全な電動化を目指すベントレーの戦略的道筋「Beyond100」のもと、新モデルの導入、マリナーのパーソナライゼーションに対する需要の増加、および新しいハイブリッド化モデルによってもたらされたものだとされている。

近年増加を続けているSUVに対する継続的な需要により、「ベンテイガ」は、メーカーの主要モデルとして業績を果たし、販売開始6年目にして過去最高の販売台数を記録した。総販売台数の実に42%を占め、世界で最も成功した高級SUVとして確立された。さらに、売上の30%を占めたのが、「コンチネンタルGT」と「GT コンバーチブル」だ。魅力たっぷりのダイナミックなロードカーには、パフォーマンス重視の新型「GT スピード」」もラインナップされ、高級パフォーマンスモデルを望んでいる顧客から人気を博した。

最後に、世界最高級の高級4ドアグランドツアラーである「フライングスパー」は、同モデル史上最も先進的で環境に優しい新型ハイブリッドモデルも導入され、全体の28%の売上を達成した。市場に導入されて以来、フライングスパー・ハイブリッドはモデル構成の30%を占めているが、英国ではフライングスパーの販売台数の3分の2がハイブリッドモデルとなっており、最もハイブリッドが占める割合が大きくなっている。

また、世界で最もベントレーが導入された市場はアメリカ大陸だ。昨年は昨年は世界で最も歴史のあるコーチビルダーである「マリナー」が大幅な伸びを記録し、総販売台数はアメリカ大陸だけで4,221台が納車されている。

市場2022 [台]2021 [台]
アメリカ大陸4,221(+1%)4,212
中国、香港、マカオ3,655(-9%)4,033
ヨーロッパ2,809(+11%)2,520
アジア太平洋2,031(+23%)1,651
イギリス本国1,490(+12%)1,328
中東、アフリカ、インド968(+6%)915
合計15,174(+4%)14,659
2021年、2022年におけるベントレーの販売台数

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