ついに”軽トラ”デビュー! さっそくエクステリアもインテリアもカスタムしちゃいます!!【ハイゼットトラックジャンボ オーナーレポート vol.3】

安い中古の軽トラを買うつもりが、紆余曲折、考えに考えぬいて導き出した結論が、ほぼ新車の「カスタム ハイゼットトラックジャンボを買う」という最初の狙いとは真逆ともいえるもの。
だけどね、一度火がついた物欲を消すことはできないのだ……というわけで、2022年夏、ついに僕は走行距離6kmの21年式・ハイゼットトラックジャンボ(以下、ジャンボ)のオーナーになったのである。

我が家にジャンボがやってきた!

納車直後。埼玉県入間市のジムニースタジオ入間店から乗って帰ってきた我が愛車・21年式ハイゼットトラックジャンボ。リヤビューも超イケてる!

連載3回目にして、やっとジャンボの紹介です(笑)。どうです? かっこいいでしょ?
カラーリングの『オフビートカーキメタリック』が軽トラ(=作業車)とは思わせないアウトドア感を醸し出し、メッキフロントグリルがイケイケドンドン(意味不明)。シャープなデザインのヘッドライトと相まって、“Mini Pickup Truck”と呼ぶにふさわしいアメリカンな雰囲気となっているのだ(主観多め)。
じつは僕はクルマもバイクも、本当はレトロなデザインが好きで、井上カメラマンのキャリイのようなモデルが大好物である。

井上カメラマンのキャリイ

しかしその反面、ジャンボのようにしっかりとデザインコンセプトが伝わるものであれば、現代的でもメッキギラギラでも良い。「デザイナーがきっちり仕事してるなー!」と思わせるクルマやバイクはジャンルが何であれ、かっこいいのだ!

公道走行不可のオフロードバイク・Honda CRF125Fを購入……でも運搬手段はどうする?!【ハイゼットトラックジャンボ オーナーレポート vol.1】

2022年7月、フリーライターである筆者(サガヤマ)がハイゼットトラックジャンボ(以下、ハイ…

そして、僕のジャンボは15インチホイールを装着していて、これがまた良い! 
ジャンボの厳つさに対して、純正12インチ鉄チンホイールが(個人的には)チグハグな印象を抱いていたのだが、大径ホイール+マッドタイヤ、そして4cmのリフトアップを施すことによって、みごとなデザインバランスとなっている。
しかも、アゲ系軽トラでは4インチ(約10cm※編集部注)程度のリフトアップが定番だが、4cmというちょっと控えめなアゲ具合も絶妙。実際、これくらいだとハンドリングへの影響はほとんどない……と、ジムニースタジオのスタッフさんが言っていた。

ホイールはXTREME-J XJ04の15インチで、タイヤはTOYO OPEN COUNTRY。

残念ながら、僕は純正ジャンボも4インチアップのジャンボも乗ったことがないので、比べることはできないが、我が愛車で特に乗りにくさを感じることはない。強いていえば、車道との高低差が大きい歩道などに乗り上げるときに、けっこう揺れるくらいかな。はじめはガンガン揺れて面食らったが、すぐに半クラッチで乗り切る技を覚えた。

納車早々、カスタムで個性をアピール!

おっと! この辺で、読者のなかにはジャンボの右後ろに見える赤いフラップが気になっている方がいるのではないだろうか?

HARD CARGO JAPAN『FUEL FLAP』(1980円/税込)

これは、納車を待っている間に注文していたドレスアップパーツ。軽トラや軽バン用パーツを多数リリースするHARD CARGO JAPANの『FUEL FLAP』だ。

簡単装着でドレスアップ!

モスグリーンの車体に対してアクセントになっていて、アメリカンな雰囲気をさらに盛り上げてくれる。
フューエルキャップを外してフラップを噛ませるだけの簡単装着なので、はじめのカスタムとしてもおすすめだ。

車体色と合わせたハンドルカバーで見た目も運転しやすさもアップ!

合わせてハンドルカバーも装着。外装色と合わせたグリーンで、握り心地も良好。
ハンドルは運転の際に最も目につくパーツなので、ドレスアップをするとテンションも上がる!

オーディオを装着。

車内のカスタムでいえば、じつは納車時にはオーディオ関係は何もついていなかったので、納車後すぐに某用品店へ直行! オーディオを取り付けてもらった。
ただ、すでにジャンボ自体が予算を大幅にオーバーしていたので、カロッツェリアの一番安いモデル……とはいえ、Bluetoothでスマホに接続できて、機能は十分すぎるほど。

サブウーファーも装着で、サウンドOK!

さらに音質を高めるために、サブウーファーも同時に装着した。軽トラは車内が狭いので、サブウーファーの効果テキメン! 
ゴキゲンな車内空間が完成した(嬉)。
ちなみにスピーカーはノーマルのまま。スピーカーを変えなくても、安いサブウーファーだけでけっこう満足できますよ!

ドライブレコーダーは必須!!

さらに現代の必須装備・ドライブレコーダーも装着。コイツだけは、活躍する日が来ないことを祈る!

遅いけど、操る楽しさに溢れている!!

5速MTが忘れていた「クルマの楽しさ」を思い出させてくれた。

こうして納車後、早速プチカスタムを終えた我がジャンボ。660cc・3気筒NAエンジンは決して速いとはいえないが、5MTを駆使して走るのは、“操っている感”に溢れていて、なんとも楽しい。空荷状態でも運転が楽しいので、家のクルマであるランドクルーザープラドでなく、ちょっとしたお出かけならジャンボに乗ってしまう。

佐賀山家の”ファミリーカー”、2020年式 TOYOTA LANDCRUISER PRADO。

そして、オーディオとサブウーファーもドライブ気分を盛り上げてくれる。
クルマ自体が小さいから、狭い路地も気を使わずに入っていけるのが嬉しい。

初のバイク積載は愛車ではなく広報車(笑)。

そして、もちろんバイクを積めるのは最大の利点だ! ……って、じつは最初に荷台に積んだのはCRF125FでもXR BAJAでもなく、撮影用の広報車(笑)。
だけどコレって、遊びだけでなく仕事にも使えるということ!
うーん、これから大活躍する予感しかないですなぁ!

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著者プロフィール

佐賀山敏行 近影

佐賀山敏行

学生時代からのバイク好きが高じて、 雑誌『カスタムバーニング』やムック『ハーレー・バガースタイル』な…