スマホをナビやディスプレイオーディオに映す”ミラーリング”満喫の最短ルート【キーワードでたどる旬のカーグッズ・ムーブメント 2022-23 CarGoodsMagazine】

メインユニットにてスマホのミラーリングが可能になると、車内で楽しめる映像系コンテンツが一気に増える。もしも愛車のメインユニットではそれが不可能なら、対応機の導入またはアダプターの使用の検討をぜひ!
車内でもスマホ動画アプリを楽しみたいと考えるドライバーが増えている。それが可能となれば、車内で視聴できる映像系コンテンツも一気に増える。ここでは、それを実現可能とする代表的グッズを紹介していこう。

ミラーリングの方法は2つある!

カーナビやディスプレイオーディオの画面にスマートフォンの画面を映す「ミラーリング」。スマホが車内の大きな画面で操作でき、スマホを通じて音楽や動画を視聴することができるので、あればとても便利な機能だ。
ミラーリングを行うには基本的に、愛用のメインユニット(カーナビやディスプレイオーディオなど)にHDMI入力端子が備わっている必要がある。しかし愛機にそれがなかったらどうすればいいのか?

方法は2つ!
1つは、HDMI入力端子の装備があるメインユニットへの交換だ。昨今はさまざまなメインユニットにそれが装備されているが、1機種、動画再生力にこだわった注目機がある。
それがここで紹介する青木製作所の『スマホランチャー』だ!当機は動画再生力が図抜けて高い。
なおメインユニットを交換しづらいケースもある。そうであったらHDMI変換アダプターが頼りになる。これが2つ目の方法。そしてこちらでお薦めなのは、データシステムのキットだ。

『スマホランチャー AMEX-SL02』なら、無線でも有線でもミラーリングを実行可能!

青木製作所の『スマホランチャー AMEX-SL02』は有線でも無線でもミラーリングを行える。そしてさらには本体内にアプリを格納できるので、通信環境さえ確保できれば、スマホと連携せずとも動画再生を行える。
ここで紹介する製品の画面サイズは9V型。しかもフローティング構造が採用されており、本体は1DINサイズなので多くの車種に搭載可能だ。
さらには価格も手頃だ。ミラーリングが可能な9V型のディスプレイオーディオの中で、価格面でも頭1つ抜けた存在だ。

AMEX『スマホランチャー AMEX-SL02(実勢価格:6万5780円前後/税込)』
一般的なディスプレイオーディオとはひと味違う。有線でも無線でもミラーリングを行えて、本体内にアプリの格納も可能だ。

端子がないディスプレイオーディオ機でも、市販品を介せばそれが可能に

『HDMI変換アダプター HDA433-A』は、スマホのデジタル出力をアナログ信号に変換できるアイテム。これを用いれば、アナログの映像・音声入力端子が備わっているメインユニットで、変換したアナログ信号を入力してミラーリングを行える。
トヨタ車純正ディスプレイオーディオ搭載車では、別なアイテムも必要となる。というのもトヨタ車純正ディスプレイオーディオ搭載車には、HDMI端子はおろかアナログの外部入力端子も備わっていないためだ。
こんな場合も、データシステムの『ビデオ入力キット VIK-T72』を用いれば外部入力端子を増設できる。その上で、『HDMI変換アダプター HDA433-A』を使えば、ミラーリングが可能となる。

DataSystem R-SEPC『HDMI変換アダプター HDA433-A(価格:1万780円/税込)』
スマホのデジタル出力信号をアナログ信号へと変換可能にする。

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