連載

【CarGoodsMagazine】

求められて期待に応える市場理解の末の展望

セブンティマイは東南アジアやヨーロッパにおいて高い市場占有率を持つ中国発のグローバルメーカー。日本市場に目を向けるようになったのはこの3年ほどのことだという。本格的な参入は、日本国内のクラウドファンディングサイトにて、3000万円超えの支援額を達成したところから始まる。
「日本市場からの熱意が感じられて、これからはもっと日本に特化した製品を開発したいという気持ちになりました」

プロダクトマネージャーであるソ・ウエンさんの言葉を、日本マーケティングリーダーのコウ・セイさんが訳す形でそう教えてくれる。
その後のモデルからは、日本市場向けのパッケージとマニュアルを専用に用意するようになった。
「特にマニュアルにはすごくお金を使いました。グローバルバージョンはオンラインで取り付けや機能説明の動画をたくさんアップロードしていますが、日本のユーザーはお年寄りも多いので、紙でちゃんと説明した方がいいと思ったんです」

世界と比べても、日本市場はやはり異質ということだろう。
「ヨーロッパなどの市場は技術仕様についてすごく気にしますが、日本のユーザーは実際にどんな問題を解決できるかという点をすごく気にするようです。これは、私たちが今まで考えてなかったことです」

日本市場に特化した例として音声コントロール機能がある。
「特別に日本語とイタリア語だけ、英語じゃない言語に対応できる音声コントロール機能を追加しました。この機能を開発した時も、日本のベータユーザーの声を利用して何度もテストし、精度を改善しています。イタリアでの市場シェアも大きいものの、イタリア語のパッケージとマニュアルはないんです。今使っている海外の製品のパッケージは、グローバルバージョンと日本語バージョンの二つのみとなります」

日本に特化して細部を詰めた経験がグローバルバージョンに波及する例もあるという。
「GPSで時間を同期する機能は元々日本に向けて対策したものです。それまでは、ユーザーさんが製品を手にした後に、自分の手で調整する必要がありました。でもそれは不便だと日本のユーザーからご意見をいただきましたので、特に日本に向けてその手順がなくなるように修正しました。いまや日本特化の機能ではないですが、最初が日本ユーザーのご意見だったから改善したんです。日本のユーザーの声じゃないとそんな改善はしなかったと思います」

アフターサポートへの日本語対応も心強い。
「中国メーカーだと珍しいラインでのサポートが対応できるようになって、メールと電話でのサポートも日本語で可能です」

日本市場に寄りそうその姿勢はまだ道半ばだとか。これからの進展も期待できそうだ。
「もっと日本ユーザーのニーズに合わせて、問題を解決できるような機能を開発していきたいと思います。日本のユーザーにはドライブレコーダーに内蔵されているバッテリーについて心配している人が多くいますが、日本国内で新発売の4K製品のみスーパーキャパシタという、より安全なバッテリーを搭載することができています」

(左)
70mai株式会社
Product Manager
荘 園(ソ ウエン)氏

(右)
70mai株式会社
JP Marketing Leader
黄 静(コウ セイ)氏
70mai『Dash Cam 4K T800』
世界市場に目を向ける中国発のグローバル企業から、日本国内向けにあつらえられたフラッグシップモデル。アプリコントロールや音声コマンドにも対応するフルスペックで、安心安全にも注意が払われる。
(左・荘 園 氏)
「日本のユーザーの声を大事にしているから
それについて特に力を入れました」

(右・黄 静 氏)
「日本市場からの熱意が感じられて
もっと日本に特化した製品を開発したい
という気持ちになりました」

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