今回発表されたGT-R2022年モデルには、さらなる進化を遂げた特別仕様車「NISSAN GT-R Premium edition T-spec」、「NISSAN GT-R Track edition engineered by NISMO T-spec」という2つの「T-spec」が設定されている。
「T-spec」という名称は、「時代を導くという哲学」であり、GT-Rの在り方や、その時代を牽引するクルマであり続けるという願いを表現した「Trend Maker」と、「しっかりと地面を捉え駆動する車両」という開発におけるハードウェアへの考えを表した「Traction Master」から名づけられた。
「T-spec」の両モデルには、専用カーボンセラミックブレーキ、カーボン製リヤスポイラー、専用エンジンカバー、専用バッヂ（フロント・リヤ）を特別装備する。加えて「NISSAN GT-R Premium edition T-spec」には、専用の内装コーディネーションを施したほか、専用レイズ製アルミ鍛造ホイール（ブロンズ）を採用することでばね下質量の軽量化を生かして、サスペンションを専用にセッティングした。
走りのパフォーマンスを追求した「GT-R Track edition engineered by NISMO T-spec」には、専用カーボン製ルーフ、カーボン製トランクリッド（トリムレス、本革プルストラップレス仕様）を特別装備する。
ふたつの「T-spec」のボディカラーには、2色の新色である「ミッドナイトパープル」と「ミレニアムジェイド」が追加された。
「ミッドナイトパープル」は、歴代のGT-Rが採用してきた色の進化版。神秘的なオーロラから着想を得たカラーだ。見る角度によって、グリーンやパープルが顔を出し、オーロラのようなドラマチックな色変化を感じられる特別なカラーだ。。
「ミレニアムジェイド」は、グリーンの色調を採用し、静かななかにも存在感のある「洗練された佇まい」を表現した。
「T-spec」は、両モデルあわせて100台限定（予定）の抽選販売となる。抽選の申込期間は、9月15日～9月29日まで。
3.8ℓV6ツインターボのVR38DETT型エンジンのスペックは全グレードともに共通。
最高出力：570ps（419kW）/6800rpm
最大トルク：637Nm/3300-5800rpm
で従来モデルからの変更はない。
2022年GT-R
Pure edition：1082万8400円
Black edition：1277万2100円
Premium edition：1232万9900円
Track edition engineered by NISMO：1463万6600円
特別仕様車
GT-R Premium edition T-spec：1590万4900円
Track edition engineered by NISMO T-spec：1788万1600円
