BRZを日常使い!【SUBARU BRZ長期レポート】

なかなか使う機会が巡ってこないSUBARU BRZのトランクスルー

表参道に駐車中のBRZ。なぜか外国人に写真を撮られた
私事で大変恐縮なのだが、我が家のリビングのシーリングライト(天井)が突如点かなくなってしまった。最初は蛍光灯の寿命かと思ったのだが、蛍光灯を新しくしても点かない。本体を外してみたらなんだか焦げ臭いので、どうやら本体の寿命が尽きたようだ。ということで秋葉原のYカメラ(伏せる意味はとくにない)に行ってLEDシーリングライトを購入することにした。

TEXT & PHOTO:松沼 猛(MATSUNUMA Takeru)PHOTO:SUBARU

SUBARU BRZのリヤシートには思わぬ使い道が!

仕事柄、関東近辺の撮影取材時にはBRZを使う機会が多い。今回からはBRZと暮らす日常を中心にレポートしていきたいと思う。 TEXT & PHOTO:松沼 猛(MATSUNUMA Takeru)PHOTO:SUBARU

BRZでいざ、シーリングライト調達へ!

埼玉県の北本自然観察公園にて

7月20日、この日は鉄道雑誌の校了日だったので午前中に秋葉原でシーリングライトを調達することして、BRZで出かけた。エンジンをかけてメーターを見ると航続距離が30kmとなっているので、行きがけに給油しておくことにする。

ガソリンスタンドに入ってところで、前回(7月8日)の給油からのトリップメーターが380.7km。給油量は42.09Lだったので、実燃費は9.04km/L。メーターの燃費計は9.6km/Lだったので、誤差は0.56km/Lだった。

12日ぶりに給油。42.09L給油した
前回の給油からの走行距離は380.7km。燃費計は9.6km/L

ちなみに7月8日の給油はメーターが9.7km/Lに対して実燃費は9.67km/Lとほぼ同じ。7月2日の給油ではメーターの9.7km/Lに対して実燃費が9.17km/Lと0.53km/Lの差があった。差にばらつきがあるのは恐らく高速道路の利用比率、または市街地走行の比率が関係していそうな気がするので、もう少し乗って検証してみたい。

秋葉原に到着してLEDシーリングライトを購入。箱は思ったよりも大きく、後で測ってみたところ縦70.5cm × 横65cm × 高さ17cmだった。まぁBRZにはトランクスルー機能があるので、問題はないだろうと思ってはいたが、結局トランクスルーを使うことなく積むことができた。

シーリングライトの大きな箱も難なく収まった。

せっかくなのでBRZのトランクルームの寸法を測ってみた。トランクルームの寸法は内法をメジャーで実測したものなので、多少の誤差はお許し願いたい。ちなみに筆者の所有しているメジャーは「すべてシリーズ」の編集部員時代に使っていたもの。本体に格納されている内法用アームを引き出すと本体+アームの長さが10cmになって、メジャーの数値+10cmで内法の実測値を導き出すことができる優れものだ。

内法計測用アーム付メジャーを使ってトランクルームの寸法を実測

BRZのトランクルームの実測値は奥行が80cm、幅はホイールハウス間で109cm、最大値で138cm、高さは36.5cmだった。なおVDA法による容量は237Lとなっている。

結局BRZのトランクスルー機能を使用するチャンスがなかったのだが、せっかくなのでトランクスルー機能の利便性についても考えてみた。

トランクスルー機能にもいろいろなタイプがあるが、BRZはリヤシートの背もたれが一体となって倒れる構造になっている。

BRZリヤシートの背もたれ
トランクスルーを使用している状態

背もたれの倒し方は2通りある。ひとつは車内の背もたれ上部左右にあるふたつのボタンを押すこと。もうひとつはトランクルームから背もたれ裏の紐を引っ張りながら、背もたれを倒す方法だ。

背もたれ上部左右にあるトランクスルー用のボタン
トランクルーム内にある背もたれの紐を引っ張りながら、背もたれを押して倒す

背もたれを倒す場合は、トランクルームの紐を引っ張った方が圧倒的に楽だと思う。ただし、トランクルームの奥行があり、高さが低いので、かなりトランクルームに潜り込んでの作業となる。なお、トランクルーム側から紐を引っ張って背もたれを起こすことはできるが、背もたれをロックすることができないので、背もたれのロックは車内側から行うことになる。

さて、今回のドライブ記録に戻ろう。7月20日にLEDシーリングライトを買った後は、目黒の出版社に出向いて鉄道雑誌の校了作業。15時には無事校了できたので、表参道に寄り道して自動車系WEBメディアの取材をして帰った。BRZは表参道のパーキングメーターに駐車してカメラを持って取材。戻ってきたら外国人がBRZの写真を撮っていた。果たして彼がスバリストだったかは定かではない。

7月22日は鉄道雑誌の取材で小平まで行き、そのままジョイフル本田瑞穂店までショッピングを兼ねたドライブ。この行程でオドメーターは2000kmを突破した。

オドメーターは2000kmを突破

7月23日は完全なプライベートドライブで埼玉県の北本自然観察公園へ。家族とともにネイチャーウォッチングを楽しんだ。冒頭の写真がその時のものだ。

帰宅後のオドメーターは2152km。現状では1か月平均1076kmと、1000kmを少し超えている感じで、走りすぎず良い感じの走行距離かなと思っている。

キーワードで検索する

著者プロフィール

松沼 猛 近影

松沼 猛

1968年生まれ1993~2013年まで三栄書房に在籍し、自動車誌、二輪誌、モータースポーツ誌、鉄道誌に関わる…